久慈暁子アナ:「めざど」は「鍛えられる!」 面白いトークを追究

「めざましどようび」でメインキャスターを務めている久慈暁子アナウンサー
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「めざましどようび」でメインキャスターを務めている久慈暁子アナウンサー

 フジテレビの土曜朝の情報番組「めざましどようび」(めざど、午前6~同8時半)で、元気いっぱいの声と笑顔でお茶の間に情報を伝えているメインキャスターの久慈暁子アナウンサー。「めざましテレビ」(月~金曜午前5時25分)にスポーツキャスターとして出演しているが、めざどは「週末朝の番組ならではといった感じでトークする部分が長い。とても鍛えられています!」と語る久慈アナに、番組制作の裏での努力などを聞いた。

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 ◇面白いトークを模索中 手応えを感じた仕事とは…

 岩手県出身の久慈アナは青山学院大学に在学中の2014年に「旭化成グループキャンペーンモデル」を務めた。女性ファッション雑誌「non-no(ノンノ)」(集英社)の同年11月号〜2017年4月号の専属モデルも務めていた。同年4月に同局入社。同年10月からめざましテレビを担当。2019年4月から、同局の佐野瑞樹アナとめざどのメインキャスターを務めている。

 「小さい頃から見ていた『めざましテレビ』『めざど』に関われていること」がアナウンサーになって一番うれしかったことだいう久慈アナ。めざどのメインキャスターを担当することになった当初は「不安に思う部分がたくさんあった」と振り返る。

 めざどで情報コーナーも担当している西山喜久恵アナからの「楽しんでやってね!」というアドバイスの言葉がきっかけで「楽しむことが重要なんだって気が付きました」と自らが楽しむことを学んだ。それ以来、スタジオに入る前に、西山アナのこの言葉を思い出してから本番に臨んでいるという。

 久慈アナは「めざましテレビはフリートークをする時間が短いのですが、めざどは自由に話す時間が長い」と特徴を語る。悩みは「笑いをとれなくて、見事にすべるんですよね」と苦笑い。「佐野アナ、西山アナは経験されてきたことが多く、話されている内容が濃い。出演者に突っ込んだり、進行やトークなどがとても面白く、共演者の個性を生かしてくれる」と、尊敬の念を抱いていると話す。「どうやったら面白いこと言えるんだろうって。バラエティー番組にも出演されている先輩方の番組を見て勉強させていただいたり、自分のキャラクターを出せるように先輩に相談したりしている最中です」

 めざどは、毎週金曜に翌日の放送の内容を練る会議がある。久慈アナは「そこで発言して、事前に話す内容を準備して翌日に備えています」と明かす。以前、番組で、ちまたで流行中の「タピオカドリンク」について特集することになり、会議でタピオカ好きの久慈アナにトークの白羽の矢が立ったという。「私が語源や歴史、人気の秘密を紹介しました」と、手応えを感じた仕事になったという。

 ◇めざどはバラエティー色豊か
 
 めざましテレビの魅力を聞くと「家族のような仲の良さが自慢です。休憩時間もずっと一緒にいて、プライベートでも遊んだりします。永島優美アナがお母さん。生田竜聖アナが長男みたいな(笑い)。私は末っ子みたいな感じで皆さんにいじられていました」と明かす。

 2018年に入局した井上清華アナが、同年10月から同番組に参加した。久慈アナは「私がめざましテレビに参加した時に、皆さんの仲が良過ぎて輪にどう入ればよいのか分からなかったんです。私の時は三上真奈アナが率先して話しかけてくれて輪に入ることができました。その経験があるので、私が井上アナに積極的にコミュニケーションを取るようにしています」と明かす。「少し変わってきたような気がします」と、成長を感じているという。

 めざどの魅力については「めざましテレビとは違った家族感があります。佐野アナや西山アナ、スポーツ担当の岡副麻希キャスターといった個性的なメンバーが出演しているので、バラエティー色がとても豊か。皆さんとお仕事できることに、とても幸せを感じています」と充実した表情を見せながら「いつか結婚して母親になり、人生の経験を重ねて『久慈に仕事を任せたい』って言ってもらえるようなアナウンサーになりたい!」と、目標も語った。

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