スカーレット:初回視聴率20.2% 「なつぞら」超えならずも5作連続の大台

NHKの連続テレビ小説「スカーレット」のヒロイン・戸田恵梨香さん
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NHKの連続テレビ小説「スカーレット」のヒロイン・戸田恵梨香さん

 女優の戸田恵梨香さんが主演を務めるNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「スカーレット」の第1回が9月30日に放送され、平均視聴率は20.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録したことが分かった。朝ドラの初回としては、今世紀最高の数字となった前々作「まんぷく」(23.8%)、今世紀3位の前作「なつぞら」(22.8%)には及ばなかったものの、2017年度後期「わろてんか」から5作連続で20%の大台に乗せ、好スタートを切った。

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 第1回では、昭和22(1947)年、9歳の喜美子(川島夕空さん)は、父の常治(北村一輝さん)、母のマツ(富田靖子さん)、2人の妹と共に大阪から滋賀の信楽にやってくる。常治の戦友・大野(マギーさん)から借りた家での新生活を始めた矢先、喜美子が近所の男の子にからかわれ、大げんか。常治も巻き込んだ騒動に。喜美子が転入する小学校では、地元のお嬢様・熊谷照子(横溝菜帆さん)が騒動のうわさを聞きつけて……という展開だった。

 「スカーレット」は、101作目の朝ドラで、焼き物の里・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとなる“究極の働き女子”川原喜美子の波瀾(はらん)万丈な人生を描く。脚本を人気ドラマ「ホタルノヒカリ」シリーズなどで知られる水橋文美江さんが手掛け、語り(ナレーション)をNHKの中條誠子アナウンサーが担当する。主題歌は、ボーカリスト・越智志帆さんのソロユニット「Superfly」のオリジナルソング「フレア」。

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