中谷美紀:「ハル ~総合商社の女~」トークイベントで女優業の過酷さ語る 「朝から朝まで…」

連続ドラマ「ハル ~総合商社の女~」の記者発表会に登場した中谷美紀さん
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連続ドラマ「ハル ~総合商社の女~」の記者発表会に登場した中谷美紀さん

 女優の中谷美紀さんが10月16日、東京都内で行われた主演の連続ドラマ「ハル ~総合商社の女~」(テレビ東京系)の記者発表会とトークイベントに登場。トークイベントはドラマの内容にちなんで働く女性がテーマ。仕事とプライベートのバランスについて聞かれた中谷さんは「撮影に入りますと、労働時間が長いんです。月何時間、と言えないぐらいの労働時間で……」と厳しい裏側を明かし、「だから3、4カ月働いて2、3カ月休む、というふうにさせていただいています。休むことを課しています。情熱をキープするためにも、休むようにしています」と自身の働き方について語った。

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 また、中谷さんは朝ドラのヒロインなどの働きぶりを例に挙げ、「雑誌にたくさん出てらしたり、CM10本出ているとか、そういうことが勲章になるので、そういった方はドラマの撮影がない日でも、朝から晩まで、朝から朝まで働くのが慣例といいますか……本当に激務なんです」と過酷さを説明。続けて「まったく優雅な世界ではなくて。過酷な職業ではあります」と俳優の仕事の厳しさを語っていた。

 記者発表会には中谷さん、藤木直人さん、白洲迅さん、奥田瑛二さんが出席。その後に行われたトークイベントには中谷さん、プロデューサーを務める共同テレビの栗原美和子さん、脚本の龍居由佳里さんが出席した。

 「ハル ~総合商社の女~」は、プロデューサーの栗原さんの実体験から生まれたオリジナル企画。米国のビジネス界で活躍した後、日本の大手総合商社「五木商事」の社長直々のヘッドハントにより転職してきたシングルマザーの海原晴(中谷さん)が、一般常識にとらわれることなく、同商社経営企画部・部長補佐として、ラーメン店の再建、海外の病院の買収、アパレル会社や映画会社の改革など、膨大な各部門や系列会社の諸問題を解決するために奮闘する姿を描く。

 ドラマは10月21日から毎週月曜午後10時に放送。初回は15分拡大。

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