ぐらんぶる:バカテス作者のマンガが2020年初夏に実写映画化 キャストは「ほぼ素っ裸で…」

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実写映画「ぐらんぶる」のビジュアル (C)井上堅二・吉岡公威/講談社

 ライトノベル「バカとテストと召喚獣」で知られる井上堅二さん原作、吉岡公威さん作画の人気マンガ「ぐらんぶる」が、実写映画化され、2020年初夏に公開されることが11月20日、明らかになった。映画「ヒロイン失格」「あさひなぐ」「映画 賭ケグルイ」などの英勉(はなぶさ・つとむ)さんが監督を務める。また、ダイビングショップ「グランブルー」の前にパンツ姿の青年と、“オタT”を腰に巻いた青年がたたずむ姿を収めたビジュアルも公開された。

 「ぐらんぶる」は、2014年4月からマンガ誌「good!アフタヌーン」(講談社)で連載中のマンガ。大学進学を機に海沿いのおじの家に身を寄せることになった主人公の北原伊織が、スキューバダイビングに青春を懸ける熱い男たちや美しく成長したいとこと出会う……というストーリー。11月22日発売のコミックス最新14巻で、累計発行部数440万部を突破する。2018年7~9月にテレビアニメが放送された。

 英監督は「『男子ってバカねっ』って映画を作ろうと思ったんですが、『男子ってバカ! ほんとバカ! クズ!』って映画になっちゃいました。『ダイビングにかける青春と恋と友情。さあ、最高の海の世界へ』という宣伝が展開されると思いますが、違いますから。詐欺ですから。ぼくがホントの『全〇監督』かもです」とコメントを寄せている。

 映画は、7~10月に撮影。キャストなどは今後発表される。関口大輔エグゼクティブプロデューサーは、キャストについて「ほぼ素っ裸で作品に挑んでいますのでこちらも引き続き楽しみにしていてください」と語っている。

 ◇原作・井上堅二さんのコメント

 「実写化してイケメンの股間を見るんだ!」

 「ぐらんぶる」の構想段階から抱いていた、僕の純粋無垢(むく)で――青年誌で連載する作家の誰もが抱く大きな夢。それがついにかなうときが訪れようとしています。協力してくれた関係者の皆様に感謝を、そして出演する被害者の皆様に心からの謝意を送ります。本当に……いろいろとすみません!

 ◇作画・吉岡公威さんのコメント

 カナヅチの私が、井上先生の夢に乗っかってここまでダイビングマンガ「ぐらんぶる」を一緒に描き続けることができました。美しい海で繰り広げられる爽やかな若者たちの青春。そしていよいよ実写化され、スクリーンで見られるんですね。本当にドキドキしてます。いろいろな意味で。本当に、いろいろな意味で!

 ◇関口大輔エグゼクティブプロデューサーのコメント

 昨今似たようなテーマの邦画が多いのは、「お客さんが好きなタイプの映画」に傾向があり、そのベストな期待に制作が行われているからでしょう。最近の優れたリサーチにより、お客さんが見たい映画はどんなものなのかを判別する精度が高くなっているそうです。そんな時代に作られるこの映画「ぐらんぶる」ですが、そういったリサーチでは判別不能になってしまうと思います。

 圧倒的な異物感、圧倒的なバカバカしさ、そして圧倒的に暑苦しい男たち……。私はこの圧倒的な既視感のなさに心底ほれ込み、リサーチ全盛の時代の今だからこそ、数字では測り切れないこの作品を映画化したいと思いました。「監督は有名な方で」「俳優は人気の方でお願いします」ということを映画化する際によく言われますが、原作の関係者から「本当に大丈夫ですか?」と心配される映画は「ぐらんぶる」くらいです。

 あとはこの素晴らしい原作を、妥協せず、実写作品にするベストな監督とキャストと製作すること。監督は、英さん以外思いつきませんでした。何の制限もない振り切った演出を任せられる日本人監督は英さんしかいないでしょう。またキャストの発表はこれからとなりますが、ほぼ素っ裸で作品に挑んでいますのでこちらも引き続き楽しみにしていてください。

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