全領域異常解決室
第7話 すべてお話します 物語はここから始まった
11月20日(水)放送分
浜岡賢次さんのギャグマンガが原作の連続ドラマ「浦安鉄筋家族」が、2020年4月期にテレビ東京の深夜ドラマ枠「ドラマ24」(金曜深夜0時12分)で放送されることが12月2日、明らかになった。ドラマの主人公は、千葉県浦安市に住むパワフルな一家・大沢木家の父、大沢木大鉄で、俳優の佐藤二朗さんが演じることが発表された。「おっさんずラブ」シリーズの瑠東東一郎さんが監督を務め、演劇集団「ヨーロッパ企画」の上田誠さんが脚本を手がける。
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佐藤さんは「25年以上も連載が続く大人気マンガが原作ということで、『俺が主演でエエんかいな』というのが正直な感想です」と話し、「しかし僕が演じる大鉄は『とにかく超テキトーでだらしがない』人。これは、もう、役作りは不要。なんなら演じることも不要。なにせ『精神年齢8歳の50歳児』の僕です。たまに、というか常時『ふにゃふにゃ』してる僕です。テレ東さんと手を携え、地上波のギリギリに、ふにゃふにゃしながら挑みたいと思っています」と語っている。
「浦安鉄筋家族」は1993年に「週刊少年チャンピオン」(秋田書店)で連載が始まり、2002年に「元祖!浦安鉄筋家族」、2010年には「毎度!浦安鉄筋家族」にタイトルを変更。現在は「あっぱれ!浦安鉄筋家族」が連載されている。千葉県浦安市を舞台に、元気な小学2年生の少年・小鉄やクラスメートらの愉快な日常を描いている。1998年、2014年にテレビアニメ化された。
テレビ東京は、ドラマについて「『出演したい!』というお心当たりのある俳優・タレントの皆様はぜひ、テレビ東京へお問い合わせを!! 自薦・他薦問わずお待ちしております!」と呼びかけている。
――「浦安鉄筋家族」ドラマ化の話を聞いた時の気持ちは?
問題が多くて絶対無理だよ~。
――大鉄に対しての気持ちや思い入れを教えてください。また、大鉄役の佐藤二朗さんにどんなことを期待していますか?
初期は全然思い入れがなかったんですが、自分が父親になって180度変わりました。今では自分と重ね合わせて楽しく描いています。佐藤二朗さんはイメージ通り!! カートンごとタバコ吸ってもらえるのかな~?
――視聴者の方に一言お願いします。
汚いドラマになったらゴメンなさい。
「テレ東史上最大の問題作にしてください」 プロデューサーからの第一声がこれです。「そんなオーダーのパターンある?」と思いつつ、非常に熱く燃えております。「浦安鉄筋家族」は僕らの世代にとっては伝説のマンガです。この最高にぶっ飛んだ世界観に共に挑むのは、十年来の盟友であるヨーロッパ企画の上田さん。これで楽しくないワケがありません。座長である佐藤二朗さんとお仕事するのは初めてですが、ずっと憧れていたモンスターです。その魅力の全てを作品に詰め込んで、前代未聞の問題作に昇華できればと思います。“笑い”のその奥に。家族ならではの“やわらかいもの”を描ければと思います。ぜひご期待ください!
「浦安鉄筋家族」31巻を繰り返し読む日々です。ドラマ化の仕方がなかなか分からないから。ドラマ化できないギャグや、できるけど数億円かかるシーンが山ほど出てくる原作なんです。彼らはこのマンガの浦安の中で徹底して「生活」をしています。ところが鉄筋家族なので、彼らにかかると禁煙が、家庭訪問が、孫を抱くことが、なんでだと思うほどエクストリームなことになるんです。そういうエクストリームなホームコメディーにできたら。1話の1シーン目から、撮影できるのかなこれ、という場面になりましたけど、瑠東監督と佐藤二朗さん、そしてキャストの皆様の家族愛にも似たチームワークで乗り越えてくださるでしょう。生活! 生活!! 生活!!!
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