成田凌:「アリバイ崩し承ります」で刑事役 浜辺美波にほのかな恋心 安田顕には反発

連続ドラマ「アリバイ崩し承ります」に出演する成田凌さん=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「アリバイ崩し承ります」に出演する成田凌さん=テレビ朝日提供

 女優の浜辺美波さんが主演する、2020年2月1日スタートの連続ドラマ「アリバイ崩し承ります」(テレビ朝日系、毎週土曜午後11時15分)に、俳優の成田凌さんが出演することが12月6日、分かった。成田さんは同局のドラマ初出演で、浜辺さんと共演するのは初めて。浜辺さん演じる主人公・美谷時乃(みたに・ときの)にほのかな恋心を抱く那野県警察本部刑事部捜査1課の刑事・渡海雄馬(とかい・ゆうま)に扮(ふん)する。

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 原作は、今年の「2019本格ミステリ・ベスト10」で1位に輝いた大山誠一郎さんの同名小説(実業之日本社)。祖父の跡を継いで時計店を営む主人公が、“時計店で働く者こそ、時間にまつわるアリバイ崩しに適任”という信念で、時計修理と並行して事件の真相を解明するミステリー作品。一回5000円で、時計や時間に関わる“アリバイ崩しを承る”時乃と、時計店の裏の母屋に下宿する、左遷されてきた警察キャリア・察時美幸(さじ・よしゆき、安田顕さん)の“凸凹バディー”が事件を解決する姿を描く。

 渡海は、スタイリッシュなスーツを着こなし、見た目だけはクールな刑事。父親が国会議員で、上司や同僚からもそんたくされる身分だが、突然現れたキャリアの察時から偉そうに指示されることに“イラっ”とし、左遷された理由を調べ、何かと反発。さらに、察時が時乃の家に下宿していることを知り、嫉妬心を燃やす……というドラマオリジナルのキャラクター。

 成田さんは、ドラマの出演に「普段ミステリーや謎解きというジャンルに接する機会がないので、今回この作品に出演することができてうれしいです、すごく」と喜び、演じる渡海には「原作にはない役柄なんですが、台本を読んで、できるだけ『なんてことない人間』『何者でもない人間』として、作品の中に存在できたらいいなと思っています」と意気込んでいる。

 浜辺さん、安田さんとの共演には「とても素晴らしい役者さんだと思います。お二人ともいろいろな作品で、いろいろな役を演じられているので、今回初めてご一緒させていただくのがとても楽しみなんです。『どういうお芝居をされるんだろう』『今回はどうなるんだろう』って。そんなお二人と真剣にお芝居をして、その結果、見てくださる方に笑っていただけたらうれしいです」とコメント。「この作品をたくさんの人に見ていただき、『大好きだ』と言ってもらえるように頑張ります」とメッセージを寄せている。

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