シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。:山口紗弥加が清野菜名の母役 山崎樹範は横浜流星のゼミ教官に

2020年1月期放送の連続ドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」に出演する山口紗弥加さん=読売テレビ提供
1 / 6
2020年1月期放送の連続ドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」に出演する山口紗弥加さん=読売テレビ提供

 女優の清野菜名さんと俳優の横浜流星さんがダブル主演する、2020年1月期放送の連続ドラマ「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」(読売テレビ・日本テレビ系、日曜午後10時半)に、山口紗弥加さんと山崎樹範さんが出演することが12月6日、分かった。山口さんは、ある事件をきっかけに入院することになった、川田レン(清野さん)の母の川田麻衣子、山崎さんは森島直輝(横浜さん)のゼミの教官で、レンの良き理解者として担当医も務めている精神科医の門田明宏を演じる。

あなたにオススメ

 ドラマは、驚異的な身体能力を持つ謎の女・ミスパンダことレンと、レンを操る「飼育員さん」こと直輝の“最凶バディー”が、Mr.ノーコンプライアンス(佐藤二朗さん)から依頼を受け、世の中のグレーな事件に白黒をつけるオリジナル作品。

 山口さん、山崎さんのほか、モデルで俳優の中田圭祐さん、女優の祷(いのり)キララさん、吉田美月喜さんも出演。中田さんと祷さんは直輝のゼミ仲間の小園武史、前川雪乃をそれぞれ演じ、吉田さんは天才美少女囲碁少女を自称し、囲碁棋士のレンをライバル視する東山楓を演じる。

 ◇山口紗弥加さんのコメント

 --今回このドラマの台本を読まれた印象は?

 シロかクロ、はっきりとした勧善懲悪ものでなく、ひたすらグレーの世界でのそれゆえに色の判別が難しく、不気味。なんとも言えない気持ちの悪さを抱えながら読み進めましたが、楽しみなのは清野菜名ちゃんのアクションと、ミステリアスな横浜流星くん、二人のコンビです。二人が、今後続々と登場するだろう闇深い人間たちとどう向き合い、裁いていくのか気になります。あと、個人的には佐藤二朗さん演じるMr.ノーコンプライアンスのポエム。Mr.ポエマーが、毎回どんな詩を詠まれるのか……密かな楽しみでもあります。

 --役どころは?

 レンを溺愛する母親です。現在病気療養中ということで、レンとは離れて暮らしています。「普通の親子」というとちょっと定義が難しいのですが、この親子には普通ではないいびつなものをひしひしと感じています。私は、白と、黒。両方を意識して演じているところです。

 --視聴者にメッセージをお願いします。

 見てください(笑い)! この母親がレンにどのような影響をもたらし、どのようにレンに関わってくるのか、謎解きしながら見ていただけたら。私とレンとの関係は、少し特殊な形には映るかもしれませんが、それも愛情ゆえの一つの形ということで受け止めていただけると幸いです。

 ◇山崎樹範さんのコメント

 最初に台本を読んだ時に「なんじゃこれ!? 面白い!!」とビックリしました。かなりぶっ飛んだ設定ですが、読めば読むほど物語の奥深さ、緻密さに驚かされます。この作品に携われるのは本当にうれしいですし、今から放送されるのが楽しみでなりません!

 私が演じる精神科医は物語のエピソードゼロの部分を担う大事な役どころなので丁寧に演じたいと思います。清野菜名さんとは一度共演させていただきましたが、可愛らしくお芝居も魅力的な女優さんですし、横浜流星さんはテレビで見てすてきな役者さんだなあと思っていたので今からせりふを交わすのが楽しみです。放送後は学校や会社、またSNSで「シロクロ見た?」と話題にのぼるのは間違いないので、ぜひリアルタイムでご視聴ください!!

写真を見る全 6 枚

テレビ 最新記事