向井理:寺尾聰と“相性ぴったり” 再共演で「背中が以前より大きく見えた」

NHKの正月時代劇「そろばん侍 風の市兵衛SP~天空の鷹~」の試写会に出席した向井理さん(左)と寺尾聰さん
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NHKの正月時代劇「そろばん侍 風の市兵衛SP~天空の鷹~」の試写会に出席した向井理さん(左)と寺尾聰さん

 俳優の向井理さんと寺尾聰さんが12月13日、東京都内で行われたNHKの正月時代劇「そろばん侍 風の市兵衛SP~天空の鷹~」の試写会に出席。向井さんは、2度目の共演となった寺尾さんについて「背中で教えてくれるところがあった。以前よりも大きく見えました」と語った。

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 寺尾さんは「仕事ですから個人的な感情で引き受けないものですが、どうしても個人的なものが出てしまう」と苦笑いで明かした上で、向井さんについて「日本の同世代の俳優さんの中で、クールに涼しく、なおかつスマートに侍を演じられるのはそういない」と称賛。「向井君が主演ということで、最終的にやりたいと思った」と信頼を寄せていた。

 さらに、向井さんとは「もともと相性いい」という寺尾さんは、「なんだか分からないけど、一緒に向かい合っていてとても落ち着いて芝居を作っていける。彼もそれをちゃんと見て応えてくれる。こういうのは理屈じゃない。なんだか知らないけど、向井、好きなんだよね!」とほほ笑み、隣で話を聞いていた向井さんは少し照れくさそうにしていた。

 ドラマは、時代小説作家・辻堂魁さんの「風の市兵衛」シリーズが原作。主人公の侍・唐木市兵衛がさまざまな家に雇われ、会計を預かって家計の立て直しをしていくという時代劇で、昨年全9話で放送されたドラマの続編となる。NHK総合で、2020年1月3日午後9時に放送。

 久しぶりに“そろばん侍”を演じた向井さんは「立ち回りもパワーアップして、難しいそろばんに悩まされた。今回は寺尾さんという強力なバディーというか、相棒のような、親子のような関係の中で撮影できたのは思い出に残る」といい、「またやれたらいいと思う」とシリーズ化を希望した。
 

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