古谷一行:金田一耕助のバディー役に「一瞬どうするかなと…」 主演・加藤シゲアキに「楽しんでいますか?」

スペシャルドラマ「悪魔の手毬(まり)唄」制作発表に出席した古谷一行さん
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スペシャルドラマ「悪魔の手毬(まり)唄」制作発表に出席した古谷一行さん

 俳優の古谷一行さんが12月15日、湾岸スタジオ(東京都江東区)で行われた、スペシャルドラマ「悪魔の手毬(まり)唄」(フジテレビ系)の制作発表に出席。人気グループ「NEWS」の加藤シゲアキさんが金田一耕助を演じる今作で、連続ドラマ「横溝正史シリーズI」「シリーズII」で金田一を演じた古谷さんが金田一とバディーを組む岡山県警警部の磯川常次郎を演じる。古谷さんが“金田一ドラマ”で金田一以外のキャラクターを演じるのは初めて。オファーを受けた際の心境を「一瞬どうするかなと思いましたが、楽しい撮影を過ごしました。金田一君(加藤さん)に私がお世話になりました」と明かした。

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 また古谷さんは、今回出演を決めた理由について「この年齢(75歳)になって、こういう形で、金田一をちょっと引いたところで見られる仕事ができるんだ、面白いと思い、お引き受けました」と明かし、「加藤君と初めてお会いしたとき、『どうですか、魅力的な役を楽しんでいますか』と聞いたら、『楽しんでいます。ただ責任を感じています』と。本当に楽しい時間を過ごしています」と話していた。

 加藤さんは、古谷さんの出演について「決まったと聞いて、本当に驚きました。見られる資料はほとんど見たのですが、古谷さんのシリーズは独特で、資料として見ていたのに、いつしかファンになりました。古谷さんに、自分が演じる金田一を間近で見られるので、これはまずいのではないのかと、緊張していて。うれしさ半分、恐ろしさ半分。最終的には貴重な体験をさせていただきました」と振り返っていた。

 会見には共演の中条あやみさん、「ジャニーズWEST」の小瀧望さん、寺島しのぶさん、も出席した。

 ドラマは、横溝正史の人気小説(角川文庫)が原作。物語の舞台となる鬼首村(おにこうべむら)では、由良家と仁礼家という二つの名家が対立。警察から依頼を受けた金田一耕助(加藤さん)は、温泉旅館のおかみ、青池リカ(寺島さん)の夫、源治郎(渡辺大さん)が20年前に亡くなった悲惨な事件を調べるために、源治郎と親交のあった活動弁士の野呂十兵衛(古田新太さん)に会いに行く……という展開。源治郎殺害事件の真相が、その後に起きるリカの息子、歌名雄(小瀧さん)の婚約者である由良泰子(菅野莉央さん)の殺人事件の解決へとつながっていく。

 「悪魔の手毬唄~金田一耕助、ふたたび~」は、12月21日午後9時15分から放送。

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