窪田正孝:朝ドラ主演も気負いなし ヒロイン・二階堂ふみが“作品の顔”と「妻ファースト」宣言

2020年度前期の朝ドラ「エール」スタジオ取材会に登場した窪田正孝さん(左から2人目)
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2020年度前期の朝ドラ「エール」スタジオ取材会に登場した窪田正孝さん(左から2人目)

 俳優の窪田正孝さんが12月18日、東京・渋谷のNHK放送センターで行われた2020年度前期の連続テレビ小説(朝ドラ)「エール」のスタジオ取材会に出席。主人公の古山裕一を演じる窪田さんは、今回が初の朝ドラ主演で「主役だからといって、どうとかこうとかいうことは個人的にはない」ときっぱり。その上で「僕はこの作品の“顔”は(妻・音役の)二階堂ふみちゃんだと思っているので、彼女がいろいろな表情や感情、この作品でしか出せないものを一緒に(作り上げて)、彼女がすごく良くなっていくことをとにかく願っています」と思いを語った。

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 さらに窪田さんは、「作品的には裕一がいて、その背中を音が押してくれる。ですけど、いつも2人、横並びで前に一歩ずつ進んでいくっていうのが、本当にいいところだなって思っているので。僕は気負わず、ふみちゃんが伸び伸びと、皆さんが伸び伸びとできる環境を作るだけです」と誓った。

 取材会は福島の県下有数の老舗呉服屋「喜多一」のセットで行われ、裕一の父・古山三郎役の唐沢寿明さん、母・古山まさ役の菊池桃子さん、弟・古山浩二役の佐久本宝さんも出席した。

 2020年度前期の朝ドラ「エール」の主人公は、福島県の作曲家・古関裕而(ゆうじ)さんがモデル。古関さんは全国高等学校野球選手権大会の大会歌「栄冠は君に輝く」、プロ野球・阪神タイガースの応援歌として知られる「六甲おろし」を手がけたことでも知られる。ドラマは昭和という激動の時代に、人々の心に寄り添う曲を数々生み出した作曲家、裕一とその妻・音の物語となる。2020年3月30日から放送。

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