警視庁・捜査一課長:内藤剛志主演作、2年ぶり連ドラに 三吉彩花が“忖度しない刑事”で新加入

連続ドラマ「警視庁・捜査一課長2020」に出演する三吉彩花さん(左)と主演の内藤剛志さん=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「警視庁・捜査一課長2020」に出演する三吉彩花さん(左)と主演の内藤剛志さん=テレビ朝日提供

 俳優の内藤剛志さん主演の刑事ドラマ「警視庁・捜査一課長」(テレビ朝日系)の新シリーズ「警視庁・捜査一課長2020」が、4月から放送されることが2月2日、分かった。小山田管理官役の金田明夫さん、運転担当刑事・奥野親道役の塙宣之さんらレギュラーメンバーが続投するほか、新宿中央署刑事課の新人刑事・妹尾萩(いもお・はぎ)役で三吉彩花さんが新メンバーとして加わる。

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 「警視庁・捜査一課長」は、同局の2時間ドラマ枠「土曜ワイド劇場」で2012年に始まった人気シリーズ。2016年4月に「木曜ミステリー」枠で連続ドラマ化され、これまで「season2」(2017年4月期)、「season3」(2018年4月期)が放送。さらに、2018年7月~2020年1月にかけて8作のスペシャルドラマが制作された。ヒラ刑事からはい上がってきたノンキャリアの“たたき上げ”である主人公、警視庁捜査1課の課長・大岩純一(内藤さん)たちの活躍を描く。

 2年ぶりの連続ドラマ「警視庁・捜査一課長2020」でも、小山田管理官(金田さん)、運転担当刑事・奥野親道(塙さん)らレギュラーメンバーは健在。三吉さんが演じる妹尾萩は新宿中央署の新人刑事で、帰国子女で上司たちにもまったく忖度(そんたく)せず、「ズバズバと空気を読まずにモノをいう」新タイプの刑事で、ドラマに新風を巻き起こす。

 また、変貌を遂げていく東京の今や、五輪とパラリンピックに向けて盛り上がる時代の空気なども映し出し、恒例の「視聴者が知って得する東京最新情報」「東京の知られざる新名所」も盛り込まれるといい、内藤さんは「2020年、東京を舞台にした『警視庁・捜査一課長』という作品をお届けすることができて本当にラッキーだと思っています。夏に向かって盛り上がっていく世の中と一体感を生み出せたら」と語り、「スタッフ、キャスト全力で取り組みながら、毎週、“ホシを挙げます”!」と意気込んでいる。

 ドラマは4月から毎週木曜午後8時放送。

 ◇内藤剛志さんのコメント

 ――2020年春、連続ドラマとして帰ってくる心境は?

 一昨年から今年にかけてスペシャルを8本やらせていただいたので“久しぶり”という感覚はありませんが、連続ドラマとして毎週、皆さんに作品をお届けできるのは楽しみでしかありません! 今まで好評だった部分はより面白く、考えなければならない部分はスタッフ、キャスト全力で取り組みながら、毎週、“ホシを挙げます”!

 僕はこの2020年、東京を舞台にした「警視庁・捜査一課長」という作品をお届けすることができて本当にラッキーだと思っています。オリンピックイヤーという時代の空気が画面に映るのは、やっぱりいいですよね。オリンピックは競い合う場ですが、スポーツで一番感動するのは、選手の皆さんが積み重ねてきた“見えない努力”だと思います。刑事という職業もまた、地道な捜査を重ね、その努力がようやく“逮捕”という結果に結びつくのではないかな……。この春から始まる最新シーズン「2020」では、夏に向かって盛り上がっていく世の中と一体感を生み出せたらいいですね。

 ――三吉彩花さん演じる妹尾萩刑事が登場しますが、捜査チームの雰囲気は?

 連続ドラマ3作、そしてスペシャル8本を重ねて、レギュラーメンバーの絆はさらに頑丈になってきました。今回、三吉彩花さん演じる妹尾萩刑事がチームに加わりますが、萩はズバズバと空気を読まずにモノをいうタイプ。でもいろいろな性格、いろいろな年代の刑事が集まるからこそ、事件も解決できるのではないかな。今の時代、“自分と違う人”をネガティブに批判するのではなく、個性や多様性を認めていくことが大切になっていくと思います。

 三吉さん自身、まだ23歳なのに堂々として物おじしないところが素晴らしいですね。僕が同年代のころはまだワケのわからない役者で(笑い)、とても彼女のようには現場で振る舞えなかった! とても芯のある女優さんだと思います。

 ――視聴者の皆様にメッセージをお願いします!

 この作品はミステリーではありますが、皆さんに“希望”をお届けしたいと考えて制作にあたってきました。全員で力を合わせること、地道に努力することがいつか栄光につながる、という思いを込めて……。だからこそ今、皆さんに呼びかけたいのは、“一緒にオリンピックイヤーを楽しみましょう!”ということ。東京でオリンピック・パラリンピックを見られるのは、もしかしたら一生に一度のことかもしれませんよ。夏に向けて、このドラマと共に、そんな一度きりの時間を皆さんに楽しんでいただけたらうれしいですね。

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