麒麟がくる:第3回視聴率16.1% 美濃を巡って今度は斎藤道三VS土岐頼芸

2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主演・長谷川博己さん
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2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主演・長谷川博己さん

 俳優の長谷川博己さんが主演を務める2020年のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(NHK総合、日曜午後8時ほか)の第3回「美濃の国」が2月2日に放送され、平均視聴率は16.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。

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 「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル脚本。若い頃、下剋上の代名詞・美濃の斎藤道三を主君として勇猛果敢に戦場を駆け抜け、その教えを胸に、やがて織田信長の盟友となり、多くの群雄と天下をめぐって争う智将・明智光秀が主人公。ドラマでは謎めいた光秀の前半生に光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く、エネルギッシュな群像劇となる。

 第3回「美濃の国」では、夫を亡くした道三の娘・帰蝶(川口春奈さん)は明智荘を訪ね、光秀(長谷川さん)や駒(門脇麦さん)らと束の間の気の置けないひと時を過ごし、笑顔を取り戻す。一方、斎藤道三(本木雅弘さん)は、より操りやすい土岐頼芸(尾美としのりさん)を美濃の新しい守護として擁立しようとする。しかし、内心では道三のことを嫌う頼芸は、道三の嫡男・高政(伊藤英明さん)に自分が実の父親であるかのようにほのめかす……という展開だった。

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