真矢ミキ:石原さとみ主演ドラマで薬剤部の部長役 でんでん、池田鉄洋、迫田孝也も出演

連続ドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」に出演する(左から)池田鉄洋さん、真矢ミキさん、でんでんさん、迫田孝也さん=フジテレビ提供
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連続ドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」に出演する(左から)池田鉄洋さん、真矢ミキさん、でんでんさん、迫田孝也さん=フジテレビ提供

 女優の真矢ミキさんが、石原さとみさん主演で4月9日スタートの連続ドラマ「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(フジテレビ系、木曜午後10時)に出演することが3月5日、明らかになった。真矢さんが同局のドラマ枠「木曜劇場」に出演するのは初めて。石原さん扮(ふん)する葵みどりの上司で、萬津(よろづ)総合病院薬剤部の部長、販田聡子を演じる。

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 ドラマはマンガ誌「月刊コミックゼノン」で連載中の荒井ママレさん、富野浩充さん(医療原案)の「アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり」が原作。「萬津総合病院薬剤部」の病院薬剤師のみどりが、患者の“当たり前の毎日”を取り戻すために奮闘する姿を描く。

 また、でんでんさんと池田鉄洋さん、迫田孝也さんの出演も発表された。でんでんさんは“調剤の魔術師”という異名を持つベテラン薬剤師の荒神寛治、池田さんは薬剤部副部長の七尾拓、迫田さんは中華料理店・娘娘亭(にゃんにゃんてい)の店主で外来患者の辰川秀三を演じる。

 「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」は、4月9日から毎週木曜午後10時に放送。初回は15分拡大。

 ◇真矢ミキさんのコメント

 ーー台本を読んだ感想は。

 薬剤師の仕事内容の濃さ、深さ、知識量に驚きましたし、“もっと薬剤師さんに頼ってもいいんだ”と思いました。私が通っている薬局にとても親切な薬剤師さんがいらっしゃるんですが、その方は私が処方された薬と直接関係ないことまで丁寧に教えてくださるんです。そのとき、これからはこの薬局に来ようと決めました。このドラマはすごく身近な、私たちの生涯に関わっている人たちを描く物語なんだと思いました。

 ーー役柄について。

 上司に気を使う一方で、新人に対しても“取扱注意”のように接しなければいけないという、今の時代を象徴するような、組織の中間ポジションに位置する女性です。一方で、ただ単に優しいだけではなく、ある種のズルさや計算高さを持っています。販田と同世代の方には、“上司だってズルさがなければ生き抜けない”という人間くさい部分は共感していただけると思いますし、その内面が視聴者の方に伝わればうれしいです。販田は一ひねりどころか、二ひねりも三ひねりもあるので、体操選手だったらきっとカッコいい着地を決められるんじゃないでしょうか(笑い)。いとおしきズルさを出していきたいですね。

 ーー石原さとみさんとの共演について。

 石原さんがまだ10代のころ、CMの現場で初めてお会いました。演技でご一緒するのは今回が初めてです。当時はオンオフのない、天真爛漫(らんまん)な子。先日、別の番組でお会いしたとき、「真矢さーん!」って明るく話しかけてくれて、その気さくな雰囲気はあのころと全く変わっていなかったですね。いつもビタミンを発射しているような方で、さりげない気遣いが好きです。彼女はキャラクターの嫌な部分や、かすかな陰の部分もちゃんと表現できる俳優。だからこそ演技に振り幅も生まれると思うし、彼女の表現が私は大好きです。今回の役も彼女にぴったりだと思いますね。

 ーー視聴者の方へのメッセージを。

 “薬剤師さんって私たちの生涯をこんなにしっかり支えてくれているんだ。そして、調剤された薬には、こんなに人の思いが詰まっていたんだ”ということを感じていただけると思います。テクノロジーが進化する一方で、今の時代は少し閉鎖的に感じることもありますが、そんな時代だからこそ、このドラマでは温かみを感じられる場所を描いていきます。私はこの作品に出合って、いろんな薬局にいってみようと思いました。私たちの心が温かくなれる場所が、家族や仲間以外の場所にも、探せばあると思うんです。

 ◇でんでんさんのコメント

 ーー台本を読んだ感想は。

 薬剤師さんの話、大変面白く読ませてもらいました。一見楽そうに見える仕事と思っていましたが、失礼しました。行きつけの薬局で円形脱毛症になった薬剤師さんがいます。やっぱりストレスでしょうか。実態を知ると、病院通いの多くなった自分としてはただただ、「ありがとうございます」の一言です。

 ーー薬剤師について。

 「お薬変わりましたね」の一言が大変重みのあることを知りました。お薬手帳も忘れないように心がけます。

 ーー視聴者の方へのメッセージを。

 知らない世界の楽屋話は興味が湧きますね。回を重ねるごとに面白くなります。ご期待ください。

 ◇池田鉄洋さんのコメント

 ーー台本を読んだ感想は。

 こんなに面白い原作、そしてすばらしい脚本のドラマに出演させていただけることがとても幸せです。大好きな石原さとみさんとの共演も今からとても楽しみです!

 ーー薬剤師について。

 薬剤師の皆様には家族がいつも本当にお世話になっていまして、お仕事で必要な心遣い以上の優しい説明にいつも安心しています。人の命に関わるお仕事を尊敬します。

 ーー視聴者の方へのメッセージを。

 脚本を読んで、すでに泣きました。見逃し禁止の傑作になると思います。今から既にプレッシャーです。お楽しみになさってください。

 ◇迫田孝也さんのコメント

 今まであまりフィーチャーされてこなかった“薬剤師”という職業の魅力を、この作品を通して皆さんにお伝えできることを大変うれしく思います。私は中華料理屋の店主ですが(笑い)。寡黙に働く職人のようなイメージを持っていますが、医師により処方された薬が我々の手に届くまでに、いったいどんなドラマが待っているのか!? そして、私の中華料理を食べた葵みどりはどんな表情を見せてくれるのか!? ぜひご期待ください!

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