半沢直樹:続編に及川光博、片岡愛之助、北大路欣也、香川照之が続投 「初回ファーストシーンで度肝」

4月スタートの「半沢直樹」続編に出演(左から)及川光博さん、片岡愛之助さん、北大路欣也さん、香川照之さん(C)TBS
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4月スタートの「半沢直樹」続編に出演(左から)及川光博さん、片岡愛之助さん、北大路欣也さん、香川照之さん(C)TBS

 俳優の堺雅人さんが型破りの銀行マン役で主演を務め、大ヒットしたドラマ「半沢直樹」(TBS系)の続編に、前作に引き続き及川光博さん、片岡愛之助さん、北大路欣也さん、香川照之さんが出演することが3月5日、明らかになった。

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 前作と同様、及川さんは半沢(堺さん)の同期で頼りになる情報通の東京中央銀行融資部・渡真利忍(とまり・しのぶ)、片岡さんは大阪では大阪国税局統括官、東京では金融庁検査局主任検査官として半沢の前に立ちはだかった“オネエ口調”の黒崎駿一、北大路さんは前作で半沢に東京セントラル証券への出向を命じた東京中央銀行の頭取の中野渡謙(なかのわたり・けん)、香川さんは、半沢に自らの不正を暴かれ“倍返し”を食らい、歯ぎしりをしながら土下座した常務の大和田暁を演じる。

 「半沢直樹」は、池井戸潤さんの「半沢直樹」シリーズの「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」が原作。バブル期に東京中央銀行に入行した銀行マンの半沢直樹が、銀行の内外に現れる敵と戦い、組織と格闘していくさまを描いた。ドラマが2013年7~9月に放送され、最終回に42.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という高視聴率を記録し、話題となった。

 前作は、東京中央銀行のバンカー・半沢直樹が、大阪西支店融資課長から本部営業第2部次長に転じ、銀行内で行われていた数々の不正を明らかにするも、まさかの出向を命じられるという衝撃の展開で最終回を終えた。続編は、東京セントラル証券で営業企画部長となった半沢に巻き起こる事件を描く。半沢の妻・花役で上戸彩さんも続投する。

 「半沢直樹」続編は、4月から「日曜劇場」枠(日曜午後9時)で放送。

 ◇及川光博さんのコメント

 半沢の親友、渡真利忍を再び演じることとなり、喜びを感じています。感覚を呼び起こすために前作を久しぶりに見ました! 大変面白かったです! ファンの皆様の期待値も高いことと存じます。軽妙かつ冷静に、平常心を大切にして演じたいと思います。なにとぞ“とまりん”をよろしくお願いします☆

 ◇片岡愛之助さんのコメント

 (続編の話を聞いた際は)いよいよ来たか!と思いながらも、本当に実感したのは共演する皆様と顔を合わせたときでした。黒崎駿一というキャラクターを演じられる喜びと、前作のファンの皆様の期待を上回れるだろうかとドキドキの半々でしたが、やはり堺雅人さんはじめ、おなじみの出演者の皆様、新たな出演者の皆様、そしてスタッフの皆様と再び「半沢直樹」を一緒に作れるんだと、大変うれしく思いました。また出演できることをとても誇りに思います。

 そして、前回の「半沢直樹」によって私は全国の皆様に“オネエキャラ”として認識されました(笑い)。この作品は社会に対してものすごい影響力を持っているんだと実感しましたし、今回も日本中に元気と活力を届けられるような作品にしたいと思います! 私は黒崎を全力で演じ、その歯車の一つになれましたら幸いです。

 皆様! いよいよ「半沢直樹」が帰ってきます! そしてうれしいことに黒崎駿一も帰って参ります! 高い高い期待に応えられるよう、堺さんをはじめキャスト・スタッフ一丸となって撮影に臨みますので、1話から最終話までお見逃しないよう、どうぞお楽しみください!

 ◇北大路欣也さんのコメント

 この「半沢直樹」は、主人公・半沢直樹の切れ味鋭い生きざまに魅了されます。続編の新たなる展開を楽しみにしております、しっかりと受け止めていきたい。そして、頭取・中野渡謙という人物を、私なりに、“らしさ”に集中していきたいと思っております。視聴者の皆様には、“真の正義”とは、という視点で思いっきり楽しんでいただきたいです。

 ◇香川照之さんのコメント

 (続編の話を聞いた際は)うそだと思いました。デマだと。どうやら本当にやるらしい、と聞いても、なかなか信じませんでした。実は、この瞬間も信じ切っておりません(笑い)。撮影に入った今も、これから3カ月間、長い長い夢を見るのだと(笑い)。「倍返しだ!」はもちろん、顔芸だの、土下座だの、机バンバンだの、数々の名文句を世間に放っていった前作の時のインパクトは忘れられない。あれは二度と見られない稀有(けう)な光景でした。

 私の演じた大和田常務は、前作で半沢に屈して失脚したあと、原作には登場しておらず、実はあの土下座のその後が描かれておりません。「封印された大和田」をいかに解放し、いかに命を吹き込むか、持てる精魂を懸命に尽くしたいと思っています。とはいえ今回私たちは、前作のように初陣の手探りから物作りを始めていないのです。「半沢直樹」の世界観を既に十分に知っているところから撮影を始められるのです。つまり、いきなりパワー全開でリスタートできるのです。初回のファーストシーンで度肝を抜かれると思います(笑い)。見るべき、だと思います。

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