松本穂香:玉木宏&高橋一生の妹に 新連ドラ「竜の道」で初の復讐劇出演

連続ドラマ「竜の道 二つの顔の復讐者」に出演する松本穂香さん=カンテレ提供
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連続ドラマ「竜の道 二つの顔の復讐者」に出演する松本穂香さん=カンテレ提供

 女優の松本穂香さんが、玉木宏さん主演で4月14日スタートの連続ドラマ「竜の道 二つの顔の復讐者」(カンテレ・フジテレビ系、火曜午後9時)でヒロインを演じることが3月6日、分かった。ドラマは、養父母を自殺に追いやった運送会社社長への復讐(ふくしゅう)を誓った竜一(玉木さん)と竜二(高橋一生さん)の双子の兄弟を描いたサスペンス作品で、松本さんは双子と血のつながりのない妹・吉江美佐を演じる。松本さんが復讐劇に出演するのは今回が初めて。

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 ドラマは、2015年に亡くなった白川道さんの未完の小説「竜の道」(幻冬舎)が原作。主人公の竜一、竜二の双子の兄弟は小さな運送会社を営む吉江夫妻に養子として引き取られ、その後、夫妻の間に生まれた妹の美佐と共に、5人家族として仲良く暮らしていた。しかし、竜一と竜二が15歳のとき、事業拡大を進める運送会社社長の霧島源平が両親を死に追いやる。顔も名前も変え、裏社会に身を投じていく竜一と、運送会社を監督する国土交通省のエリート官僚として権力を掌握していく竜二が霧島に復讐していく姿を描くサスペンス。

 松本さん演じる美佐は、吉江家に誕生した双子と血のつながりのない妹。両親が自殺した5歳当時の記憶は残っておらず、事故死と教えられてきた。12歳のときに双子の復讐計画が始動し、竜一が亡くなったものと思い込んでいる。竜二のサポートを受けながら大学へ進学し、卒業後は小学校教師の道に進む。徐々に竜二が隠し事をしていることに気づき、家族の過去を調べ始める。

 玉木さん、高橋さんとの兄妹役について、松本さんは「玉木さんも高橋さんもたくさんの作品を見させていただいて、その役の印象が強く残っています。とにかくお二人とも役への入り込み方がすごいという印象があります。私としては、余計なことは考えず、ただ妹として竜一と竜二のことを、兄として愛することで美佐という役を作っていけたらと思っています」と意気込んでいる。

 ◇松本穂香さんのコメント

 ーーこのドラマの企画、そして脚本を読まれた時の印象をお聞かせください。

 裏社会や政治が関わってくる難しそうな話ですが、登場人物たちの感情もしっかり描かれているのでとても分かりやすくて、いろいろな人に楽しんでもらえる作品になるんじゃないかなと思いました。

 ーー演じる美佐についてどんな印象をお持ちですか?

 複雑な環境で育つ中で、強くならざるを得ない人生を歩んできた女性だと思います。なので、優しいけれど弱くはない、「優しくて、芯が強い女性」ということは、意識して演じていきたいなと思います。

 ーー玉木宏さん、高橋一生さんとは仲の良い3兄妹を演じますがいかがですか?

 玉木さんも高橋さんもたくさんの作品を見させていただいて、その役の印象が強く残っています。とにかくお二人とも役への入り込み方がすごいという印象があります。私としては、余計なことは考えず、ただ妹として竜一と竜二のことを、兄として愛することで美佐という役を作っていけたらと思っています。

 ーーこれから始まる撮影に向けて抱負を教えてください。

 毎回、ちょっとずつでも成長できたらいいなという気持ちでやっているので、この作品でも挑戦していきたいなと思います。こういう復讐モノの作品に出演するのは初めてなので、この美佐を私にとっても、見てくださる方々にとっても忘れられない役にしたいです。

 ーー視聴者に向けてメッセージをお願いします。

 玉木さん演じる竜一と高橋さん演じる竜二、それぞれ違う迫力を楽しんでもらえたらと思います。復讐という向かう先は一緒のはずの二人に妹の美佐が絡んでいくことで、いろいろ展開が巻き起こって全然予測できない方向に進んでいきますし、毎話のドンデン返しを純粋に楽しんでいただけたらいいなと思います。

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