松田るか:「仮面ライダーから朝ドラ」の系譜を受け継いだ? 「スカーレット」真奈役が好評 手に入れた「普通」

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NHK連続テレビ小説「スカーレット」で石井真奈を演じている松田るかさん (C)NHK

 戸田恵梨香さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「スカーレット」に、石井真奈役で出演している松田るかさん。松田さんといえば、特撮ドラマ「仮面ライダーエグゼイド」のポッピーピポパポ(仮野明日那)役などで知られる期待の若手女優の一人だ。近年、朝ドラでは「仮面ライダー」出身者の活躍が取りざたされ、前作の朝ドラ「なつぞら」では、犬飼貴丈さんと吉沢亮さんという“元仮面ライダー”の2人が兄弟役で出演。中でも“天陽くん”こと山田天陽を演じた吉沢さんは大ブレークを果たした。今回「スカーレット」の真奈役が好評で、「仮面ライダーから朝ドラ」の系譜を受け継ごうとしている松田さんの魅力とは……。

 ◇「エグゼイド」ではヒロイン兼仮面ライダー 「賭ケグルイ」の再現度&迫真演技で高評価

 松田さんは1995年10月30日生まれ、沖縄県出身の24歳。松田さんが女優として注目を集めるようになったのが、2016~17年に放送された「仮面ライダーエグゼイド」で、ヒロインのポッピーピポパポ(仮野明日那)を演じたほか、途中から仮面ライダーポッピーにも変身。テレビシリーズのヒロインが、自分専用の変身アイテムで仮面ライダーに変身するのは初めてということもあって、放送当時、大きな話題となった。

 仮面ライダーを卒業後、半年たたずに、人気マンガを実写化した連続ドラマ「賭ケグルイ」(MBS・TBS系、2018年)へのレギュラー出演が発表された。のちに“season2”や、劇場版が制作された同作において、テレビドラマ1期から、転んでもただでは起きない野心家キャラの“皇ちゃん”こと皇伊月(すめらぎ・いつき)として存在感を発揮。原作の再現度に加え、テレビドラマ2期の終盤における、生徒会と決別シーンでの迫真の演技で高い評価を得た。

 「仮面ライダーエグゼイド」に続き「賭ケグルイ」も代表作になるなど、女優として順調にステップアップしてきたかのようにも思える松田さんが当時、語っていたのは、今後は「普通(の人)をやってみたい」ということだった。

 「仮面ライダーエグゼイド」のポッピーピポパポにしても、「賭ケグルイ」の皇伊月にしても、リアリティーは希薄で「普通」とは真逆のキャラクターだったためか、松田さんは「普通をやるってめちゃくちゃ難しいことだと思っていて。迷ったときに原作ものはヒントがあるし、『賭ケグルイ』に限っていうと、分かりやすいキャラ設定があった。でも私が今後、役者を続けていく上で、普通っていうのは絶対に必要になってくる表現。これからは可愛ければいいってものでもなくなってくるし、だから普通っていうものを手に入れれば、かなり強みになるし、そこは今後の課題と思っています」と話していた。

 ◇「スカーレット」では等身大の女性としてのけなげさや切なさ、心の機微も表現し…

 そういった意味でいうと、同じNHKの“よるドラ”「だから私は推しました」(2019年)を経て出演した「スカーレット」の石井真奈は、松田さんの今後の女優業を占う“試金石”となる役柄だ。松田さん自身も演じるにあたって強い思いがあったのではないだろうか。

 また朝ドラは「仮面ライダーエグゼイド」終了後、「一つの目標だった」ことも明かしていた松田さん。真奈は明るい性格で、ひょうきんなところのある女性……という触れ込みで、初登場となった第114回(2月15日放送)では“変顔”を披露し、ファンを喜ばせてくれた。ヒロイン・喜美子(戸田さん)の息子・武志(伊藤健太郎さん)への恋心があらわになるに連れ、等身大の女性としてのけなげさや切なさを体現。中でも武志の病気が発覚してからの2人のやりとりは、胸が締め付けられるような思いにさせられる。

 これも、その時代を一生懸命に生きる普通の若者としての心の機微を表現できる伊藤さんと松田さんの演技力あってのもの。ドラマは残り1週となり、最終第25週では、武志と真奈のデートシーンもあるという。武志の病気の行方も大いに気になるところだが、念願の「普通」を手に入れた松田さんの好演も最後までお見逃しなく。

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