来週のスカーレット:最終週「炎は消えない」 生きていることを実感 武志と過ごす日々のいとおしさかみしめ…

NHK連続テレビ小説「スカーレット」最終週の一場面  (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「スカーレット」最終週の一場面  (C)NHK

 戸田恵梨香さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「スカーレット」(総合、月~土曜午前8時ほか)は、3月23日から最終第25週「炎は消えない」に入る。

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 息子・武志(伊藤健太郎さん)の、器の中で生きている水を表現した作品が完成し、喜ぶ喜美子(戸田さん)。しかし、同じ白血病で亡くなった高校生からの手紙を受け取って、心情を初めて吐露する武志に、そのつらさを改めて思いやる。そんな2人に作品についての意外な気づきが光をもたらし、生きていることを実感する。信作(林遣都さん)の発案で、信楽で「みんなの陶芸展」を開くことに。喜美子は陶芸教室の生徒と共に、自らも出品しようと決める。武志もさらに作品を作り始める。

 直子(桜庭ななみさん)は武志と真奈(松田るかさん)をドライブに誘い出し、2人の様子に、お互いを思い合う愛情を見て取る。一方、喜美子は八郎(松下洸平さん)と共に、武志と過ごす日々のいとおしさをかみしめる。そして、いよいよ「みんなの陶芸展」が開催される。照子(大島優子さん)の家族をはじめ、草間(佐藤隆太さん)やちや子(水野美紀さん)が訪れる。ジョージ富士川(西川貴教さん)もやってきて、喜美子が陶芸家として活躍していることを喜んでくれる。ジョージが呼びかけ、大きな紙に「今日が私の一日なら」をそれぞれに書くことになる。変わらぬ日々は特別な一日であるという武志の思いに、喜美子は、みんなで琵琶湖へ行くことを思いつく。

 「スカーレット」は、101作目の朝ドラ。焼き物の里・信楽を舞台に、女性陶芸家の草分けとなる究極の“働き女子”川原喜美子の波瀾(はらん)万丈の人生を描く。脚本を人気ドラマ「ホタルノヒカリ」シリーズなどで知られる水橋文美江さんが手がけ、語り(ナレーション)をNHKの中條誠子アナウンサーが担当。主題歌は、ボーカリスト越智志帆さんのソロユニット「Superfly」のオリジナルソング「フレア」。

 第24週「小さな希望を集めて」では、武志の病状を知った家族はもちろん、友人、ちや子までがドナー検査を受けるが、適合者は見つからない。そんな折、大阪時代の知り合いのさだ(羽野晶紀さん)と圭介(溝端淳平さん)が喜美子の元へやってくる。小児科医となった圭介に励まされる喜美子。そして、病状が進行する中、武志はより一層、陶芸に情熱を燃やす……という展開だった。

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