緊急取調室 (2025)
第7話 赤い殺意
12月4日(木)放送分
歌手で俳優の吉川晃司さんが主演を務める特別ドラマ「探偵・由利麟太郎」(カンテレ・フジテレビ系、火曜午後9時)の第4話「マーダー・バタフライ前編」が、7月7日午後9時から放送される。高岡早紀さん、大鶴義丹さん、鈴木一真さん、吉谷彩子さん、佐野岳さん、板尾創路さん、水橋研二さん、水沢林太郎さんらがゲスト出演。元警視庁捜査1課長の白髪の名探偵・由利(吉川さん)が、周囲の人を魅了するオペラ界のスター女優・さくら(高岡さん)が殺害された事件の真相を探る。中心舞台は小説と同じ国の重要文化財・大阪市中央公会堂(大阪市北区)。今年2月に同所で撮影された。
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さくらは、弟子で若手歌手の相良千恵子(吉谷さん)、テノール歌手の小野竜彦(佐野さん)、マネジャーの土屋恭蔵(鈴木さん)と助手の雨宮順平(水沢さん)、オーケストラの楽団員らとともに、大阪へと向かっていた。その翌日、会場に集まった一同は、さくらがいないことに気付く。同じころ、見知らぬ女の子に手紙を渡された小野は、中を見た瞬間に顔色を変えて出て行ってしまう。
そんな中、一行のもとに東京からの荷物が届く。コントラバス奏者の川田良介(佐渡山順久さん)の楽器ケースの中から、バラの花に覆われたさくらの遺体が発見される。さくらの夫の聡一郎(大鶴さん)に誘われ、三津木(志尊淳さん)とともに会場を訪れていた由利は、絞殺されたさくらの遺体から砂が落ちたことに気付く。また、千恵子がさくらに頼まれて代わりにホテルにチェックインしたことが判明する。
さらに、さくらの持ち物から、暗号化された読めない楽譜が発見される。それは、同じ楽団のバリトン歌手・志賀笛人(水橋さん)の弟子で、当時新人歌手だった藤本章二(池岡亮介さん)が殺害されたときに、楽譜を手にしていたという事件をほうふつとさせた。その後、メンバーの間でさくらの亡霊がたびたび目撃されるようになる……というストーリー。
ドラマは、金田一耕助シリーズなどで知られる横溝正史の長編小説「蝶々殺人事件」など「由利麟太郎」シリーズが原作。京都を舞台に、由利が助手の三津木と数々の奇怪な難事件に挑むホラーミステリー。5週連続で放送される。
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