イグナイト -法の無法者-
Episode2強豪校に潜む闇
4月25日(金)放送分
俳優の長谷川博己さん主演のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」の第22回「京よりの使者」で、滝藤賢一さん演じる覚慶(後の足利義昭)が初登場する。足利義昭は室町幕府最後の将軍。「脚本家の池端(俊策)先生とお話しさせていただいたとき、僕が演じる足利義昭にはとても思い入れがあるとおっしゃっていました。しかも、今回の『麒麟がくる』では重要なキャラクターとして描かれるとお聞きして、プレッシャーしかありません」と笑顔で明かす滝藤さんに話を聞いた。
あなたにオススメ
非合法なのに幕府はなぜ黙認 「べらぼう」蔦重の時代の風俗ビジネス
演じる覚慶は、13代将軍・足利義輝の弟。元々将軍家の家督相続者以外の子として仏門に入っていたが、義輝亡き後、室町幕府最後の将軍として擁立される。政治的手腕に富み、抜群の先見性と外交力がある。滝藤さんは「足利義昭に対して、幼少期から仏門に入らされ、出家しながら武士教育を受けてきたけど、決められた道にとても不満を持っている人物というイメージを持っていました。しかし、池端先生がお書きになる足利義昭像は、今までのイメージと全く違い、刀も持ったことがなく、人を殺し合っている戦国時代に人を生かしたい、貧しい人々を救いたいと考えている、とても優しい人物として描かれています」と役への印象を明かす。
また「自分で言うのも何ですが、覚慶の僧侶姿がめちゃくちゃ似合っています」と自画自賛し、「駒役の門脇麦さんだけが『すごく似合っていますね』とほめてくれました。特殊メークは時間がかかり大変でしたけど、覚慶という人間に導いてくれる最良の味方でした。覚慶の衣装がとても好きです。ぜひ注目していただければと思います」とアピール。
さらに「今回、足利義昭は覚慶の時代から描かれています。将軍として担ぎ上げられても、根は将軍ではなく、覚慶の頃のままで、貧しい人のために動く、純朴な義昭のままでありたいと思っています。そんな人物がどのように織田信長と対立していくのか、今後の展開がとても楽しみです」と話していて、「第22回から、武将たちの新たな駆け引きや戦いが始まります。義昭が上洛(じょうらく)し将軍になることで世の中が動き、いろいろな人物の思惑が渦巻いていくと思います。義昭は、立場は弱いけど貧しい民に寄り添った心温かい人物として、最後まで大事に演じていきたいと思っています」と誓っていた。
阿部寛さん主演のTBS系日曜劇場「キャスター」(日曜午後9時)第3話が4月27日に放送される。
小泉今日子さん、中井貴一さんダブル主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「続・続・最後から二番目の恋」(月曜午後9時)の第2話が4月21日に放送された。吉野千明(小泉さん)、荒木啓子(…
俳優の多部未華子さん主演の連続ドラマ「対岸の家事~これが、私の生きる道!~」(TBS系・火曜午後10時)の第4話が、4月22日に放送された。第5話(4月29日放送)の予告が流れる…
藤井隆さんと井上咲楽さんがMCを務める長寿バラエティー番組「新婚さんいらっしゃい!」(ABCテレビ・テレビ朝日系、日曜午後0時55分)。4月27日の放送では、両家の価値観の壁を社…
俳優の横浜流星さん主演のNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」(総合、日曜午後8時ほか)で、一橋治済を演じる生田斗真さんが話題だ。4月13日放送の第15回「死を呼ぶ手袋」…