久間田琳加:Seventeenモデルが地上波ドラマ初主演 “仮面ライダー”瀬戸利樹と強制結婚 「マリーミー!」実写化

久間田琳加さん(左)と瀬戸利樹さんが出演する連続ドラマ「マリーミー!」のビジュアル=ABCテレビ提供
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久間田琳加さん(左)と瀬戸利樹さんが出演する連続ドラマ「マリーミー!」のビジュアル=ABCテレビ提供

 女性ファッション誌「Seventeen(セブンティーン)」(集英社)の専属モデルとして、10代に人気の久間田琳加(くまだ・りんか)さん(19)が、10月スタートの連続ドラママリーミー!」(ABC・テレビ朝日系)に主演することが8月31日、分かった。特撮ドラマ「仮面ライダーエグゼイド」で鏡飛彩/仮面ライダーブレイブを演じた俳優の瀬戸利樹さんも出演する。久間田さんが地上波放送のドラマで主演を務めるのは初めてで、2人は初共演。

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 ドラマは、電子コミックサービス「LINEマンガ」で連載された夕希実久さんの同名マンガが原作。少子高齢化社会と働かない若者増加の対応策として「ニート保護法」が成立した世界を舞台に、恋愛経験がない引きこもりの沢本陽茉梨(久間田さん)と、本気で人を好きになったことがないエリート国家公務員の秋保心(瀬戸さん)が強制結婚する姿を描く“ほわキュンラブストーリー”。

 ◇久間田琳加さんのコメント

 --地上波ドラマ初主演を務めることについて。

 私自身、少女マンガを読むことが大好きだったので、より陽茉梨の気持ちを強く理解したいと思っていました。主演ということで不安もありましたが、たくさんのスタッフの皆様、そして共演者の方々の温かい雰囲気に助けられて無事撮影を終えることができました。10代のうちにこのような経験をさせていただけて、とてもうれしく思います。

 --沢本陽茉梨を演じて。

 陽茉梨は心さんによって本来の天真らんまんさを取り戻していきます。演技ではその過程が伝わるように、暗い陽茉梨からだんだんと明るくなっていく変化を意識しました。幸運にも撮影初期はほぼ順撮りだったので、心さんに心を開かない陽茉梨の演技には、当時まだよく知らない瀬戸利樹さんのことを、「どんな方なのだろう……」と思う私自身の気持ちを重ね合わせることができました。日数を重ねるうちに瀬戸さんともお話ができるようになり、陽茉梨として自然と明るくなっていけたように思います。陽茉梨の、初対面の方となかなか打ち解けられない一方で、一度心を開いたら早いという面は私に近いと思います。

 --撮影を振り返って。

 陽茉梨がニートということもあり、私が出演するのはほぼ沢本家の中。やっとこの家の使い勝手が分かってきたという頃にロケになりました。私自身、自粛期間はおうちで過ごすことが増えていて、家での時間が最近好きだなと思っていたので少しさみしかったです(笑い)。

 --見どころと視聴者へのメッセージ。

 心と陽茉梨の“ほわキュン”の距離感は、「2人だったらこういう手の触れ方の方がいいよね」とか、瀬戸さんと一緒に研究しながら演じた部分です。夜遅い時間の放送ですし、ハラハラドキドキではなく“ほっこり”した気分で見てもらえたらうれしいです。結婚して大丈夫なの? という2人をどうぞ優しく見守ってください。

 ◇瀬戸利樹さんのコメント

 --秋保心を演じて。

 心は、見ず知らずのニート女性と結婚せよとのむちゃな辞令にも、昇進のために従う厚生労働省のエリート国家公務員です。本当の恋愛も知らず他人にも興味がない心が、陽茉梨と出会ってどのように変化していくか……。そこが、この役の見せどころ。職場ではできる姿を見せ、沢本家や普段の生活の中では人間味を表現することを心がけました。心と自分は、「本当に人を好きになったことがあるのか?」という意味では似ているかな……? 他人に興味ないというところも少し共感(笑い)。でも、心を演じながら、彼の中で結婚観や人に対する思いが成長していくのに合わせて、僕自身、多くを学びました。

 --撮影を振り返って。

 恋にはいろんな形があるのだと改めて感じました。好きになっちゃえば、どんな始まり方もあり。実は僕、心と同じく結婚願望が全くなく、独身貴族を貫こうと思っていたのですが、こんな僕でも結婚したいな、結婚っていいなって思ってしまいました(笑い)。

 --見どころと視聴者へのメッセージ。

 恋愛作品には付き合うまでを描くものが多い中、このドラマは結婚から始まり、その後の生活を追うという点でとてもユニークだと思います。作品のコンセプトでもある“ほんわか”&“キュンキュン”を感じてもらえるように頑張りましたし、めちゃめちゃきれいに仕上がった映像にはそうした世界観があふれています。ニートと国家公務員という接点のない2人が、どう変化し距離を縮めていくのか、注目してご覧ください。


 ◇原作の夕希実久さんのコメント

 まず自分で大事にできる作品を作りたいなぁ。と、ただただ一生懸命描いたマンガでした。そんな作品がさまざまな方々のお力をお借りしてドラマにしていただくことになりました。とても光栄です。関わってくれた皆様、読んでくれた皆様、ありがとうございます!

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