終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
第九幕 隠蔽企業に反撃の時…“決心”した遺品整理人
12月8日(月)放送分
俳優の長谷川博己さん主演のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)第27回「宗久の約束」が10月11日に放送され、堺の豪商にして当代髄一の茶人の一人、今井宗久(陣内孝則さん)がたてたお茶を光秀(長谷川さん)が一飲みするシーンがあり、視聴者の関心を誘った。
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第27回は、美濃で盛大な歓迎を受ける足利義昭(滝藤賢一さん)。しかし、織田信長(染谷将太さん)は、戦にまるで興味のない様子の義昭を不安に思う。一方、光秀は上洛(じょうらく)にあたり、三好勢の兵力と朝廷側の意向を探るため、京へと向かう。
光秀は駒を頼り、事情をよく知る伊呂波太夫(尾野真千子さん)の元へ。三好は今井宗久をはじめとする堺の豪商と強固なつながりがあり、その財力が強さになっていると知る。宗久の名前を聞いた駒は、かつて丸薬を商売にしないかと持ち掛けてきた商人のことを思い出す。
駒の導きにより宗久と接触した光秀は、宗久が三好から離れることを約束させる。一方、宗久は、その代わりに信長が京で戦をしないことや堺を守ること、さらに鎧兜(よろいかぶと)を脱いで上洛することを条件として出す。このやりとりの間、ずっとお茶をたてていた宗久から差し出された一杯を光秀が“一飲み”し、交渉は成立したが、SNS上では第2回「道三の罠(わな)」(1月26日放送)の斎藤道三(本木雅弘さん)による土岐頼純(矢野聖人さん)の“お茶で毒殺”が頭をよぎった視聴者が続出。
「お茶が出るだけでざザワつく視聴者たち」「お茶が出てくると何か入ってるんじゃないかと不安になる」「この大河はお茶のシーンが無駄に怖いw」「そんなにじっくりお茶たてないで、胸騒ぎするから……」「お茶シーン恐怖症」「お茶に不穏なBGM乗せるのやめぇええ」といった反応があったほか、光秀が無事、お茶を飲み干すと「あ、宗久のお茶には毒は入ってなかったのね」「この大河にして珍しい『飲んでも大丈夫お茶』か……」「とりあえずこのお茶は大丈夫だった」と安堵(あんど)の声がもれた。
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