秦基博:配信ライブに「手応えを強く感じる」 WOWOWで12月27日に放送

秦基博さん
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秦基博さん

 シンガー・ソングライターの秦基博さんが、11月19日に大宮ソニックシティ(さいたま市大宮区)で行った無観客配信ライブ「秦 基博 CONCERT TOUR 2020 ―コペルニクス―」の模様が、WOWOWプライムで12月27日午後8時で放送される。

 秦さんは、昨年末にアルバム「コペルニクス」をリリース。今年3月から5月にかけて、4年ぶりの全国リリースツアー全17公演を予定していたものの、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、全公演の中止が決まった。その代わりとして、一夜限りの配信限定ライブを開催した。番組の放送に先駆けて、秦さんが同ライブを振り返った。

 ◇配信ライブに「手応えを強く感じています」

 ――アルバム「コペルニクス」が昨年12月にリリースされて、3月からツアーが予定されていました。ツアーの準備をされていたと思いますが、延期・中止が決まった時はどんなことを考えていましたか?

 2月の時点では「できるんじゃないか」という感覚もあったので、リハーサルを行って、会場で本番と同じ内容でリハをするゲネプロもしていました。でも、結局延期になってしまって……。どうなっていくのかまったく分からない状況が続いていきましたので、2回ぐらい延期にしましたけど、その都度、来てくださる方に予定をやりくりしてもらわないといけないので、いつまで“延期”という対応を取っていくべきなのかを考えているなかで、8月のタイミングで中止を決断しました。

 ――配信ライブを考えたのもそのころですか?

 延期という状況が続いていたので、もし中止になった場合は配信に切り替えて届けられたらいいなとは、それ以前から考えていました。アルバム「コペルニクス」の世界をライブで届けることは必ずやりたいと思っていましたから。アルバムを作って完成させて、でもそこが終わりじゃないんです。ライブで聴いてくださる方と共有して初めてアルバムとして形を成すような気持ちでいるので、ツアーはできなくても、何らかの形でライブはしたいなと。

 ――初めての配信ライブ。多くの方が視聴していましたが、目の前にはお客さんがいない状態でした。どんな気持ちで臨みましたか?

 会場にはお客さんはいないんですけど、画面の向こうというか、その先にいますので、“いないところに向かって歌っている”とか“話しかけている”という感覚ではなくて、やっぱりそこにいるんだと思ってやっていました。

 ――実際に配信ライブを行ってみて感じたことは?

 目の前でお客さんがいるわけではないので、反応とか呼吸とか、いつもとは違っていましたけど、バンドメンバーがいるので、メンバーと息を合わせて、アンサンブルとしてのライブを作っていく感じがありました。配信ということで、普段のライブではあり得ない位置にカメラの方がいたり、演奏中にもステージ上にいるとか、客席の中を縦横無尽にカメラが動いたりとか、そこが配信ライブに特化した部分かなって思いますし、無観客というのをプラスに捉えて作っていけたところだと思います。

 ――配信ライブを実際に行ってみて、手応えを感じたんじゃないですか?

 そうですね。この配信ライブ自体すごく評判がよくて、そういう意味でも手応えを強く感じています。監督を務めてもらった番場秀一さんとか、映像で林響太朗さんにも入ってもらったので、映像的なアプローチも含めて、自分としてもすごくいいライブだったと思いました。

 ――“配信ライブ”によって発信の仕方の選択肢が増えたとも言えますね。

 この先、どうなるのか分からないですけど、以前のようにライブをすることができたり、直接皆さんと会う機会が増えていったとしても、この期間で芽生えたことは生かされていけばいいなと思います。配信ライブも、例えば、ライブに行きづらい場所にいる方とか、行きづらい環境にいる方も配信によってライブに触れる機会が増えたりすると思いますし、このタイミングで配信を見る環境を整えた方もいると思うんです。そう考えると、今後、配信ライブや普通のライブとのハイブリッドなどが選択肢の一つになって、より多くの方がライブや音楽に触れる機会が得られたらいいなと思います。

 ――2021年はどんなことをやっていきたいですか?

 環境が許せば、ライブやツアーをやりたいと思いますし、「泣き笑いのエピソード」という新曲が皆さんのもとに届き始めていますが、「コペルニクス」の次、新しい音楽をどう届けようかというのも考えています。あとは、弾き語りアルバム「evergreen2」の予定もありますし、15周年でもあるので頑張りたいです。

 ――最後に、27日に放送される配信ライブ「秦 基博 CONCERT TOUR 2020 ―コペルニクス―」の見どころとメッセージをお願いします。

 ツアーを通して自分もいっぱい刺激をもらえるので、それでいつもは次の作品に対しての意欲とか、「こういうことをやろうかな」というのが生まれてくるんですけど、延期・中止になってそれが先延ばしになった状態で、少し宙ぶらりんな気持ちでした。いろんな状況の中で結果的に配信ライブという形になりましたが、その分、ある意味2020年にしかできないことだったり、今しかないライブの形がパッケージされていると思います。こんなふうにライブを収録できることもなかったですし、その熱量は感じ取ってもらえると思いますので、11月に配信ライブを見た方も、今回初めて見る方も、アルバム「コペルニクス」、そして秦基博の音楽の世界を楽しんでもらえたらいいなと思います。

 *……「秦 基博 CONCERT TOUR 2020 ―コペルニクス―」の模様は12月27日午後8時からWOWOWプライムで放送。関連番組として、12月26日午後11時から「秦 基博 GREEN MIND 2010 ~at 河口湖ステラシアター~」と、同日深夜0時半から「秦 基博スペシャルライブ in パシフィコ横浜 ~Visionary live -historia-~」、27日午前7時半から「秦 基博 10th Anniversary LIVE AT 横浜スタジアム」が、それぞれWOWOWライブで放送される。

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