麒麟がくる:第38回視聴率11.5% 年内最後の放送 “ガラシャ”芦田愛菜が登場

2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主演・長谷川博己さん
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2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主演・長谷川博己さん

 俳優の長谷川博己さん主演のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)第38回「丹波攻略命令」が12月27日、平均視聴率(世帯)は11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。同回は年内最後の放送で、主人公・光秀(長谷川さん)の娘・たま役で芦田愛菜さん、誠仁親王役で加藤清史郎さん、斎藤利三役で須賀貴匡さんが登場した。

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 第38回は、坂本城にいる三淵(谷原章介さん)に、ついに信長(染谷将太さん)より切腹の沙汰が言い渡される。戦は依然として続き、光秀は三好の一党や一向一揆の連合軍との戦で成果を上げる。

 そんな折、美濃から斎藤利三(須賀貴匡さん)が主君・稲葉一鉄(村田雄浩さん)の元を逃れ、家臣にしてほしいと光秀の元へやってくる。利三の扱いをめぐり信長に呼び出された光秀は、家臣一人の命も大事にしない主君では国は治まらないと説く。すると利三の命の代わりに、依然として敵対勢力が多い丹波を平定するように言い渡される……という展開だった。

 「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル作。ドラマでは謎めいた明智光秀の前半生にも光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く。

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