磯村勇斗:監督初挑戦で「1人ではできないこと実感」 柄本佑、白石隼也、津田健次郎、森山未來と撮影秘話語る

「アクターズ・ショート・フィルム」の完成報告イベントに出席した(左から)磯村勇斗さん、柄本佑さん、白石隼也さん、津田健次郎さん、森山未來さん
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「アクターズ・ショート・フィルム」の完成報告イベントに出席した(左から)磯村勇斗さん、柄本佑さん、白石隼也さん、津田健次郎さん、森山未來さん

 俳優の磯村勇斗さんが1月13日、東京都内で開催された、WOWOWの開局30周年記念プロジェクト「アクターズ・ショート・フィルム」の完成報告イベントに出席。短編映画の監督に挑戦した磯村さんは、「監督として準備段階から参加して、作品作りは1人ではできないということを実感しました。スタッフさんたちに感謝の気持ちでいっぱいです」と、初の監督作を振り返った。

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 完成報告イベントには柄本佑さん、白石隼也さん、津田健次郎さん、森山未來さんも参加。柄本さんは「撮影の前日は眠れませんでした。単純に緊張もあるけれど、撮影についてずっと考えてしまう。しかも撮影後も反省で眠れず。終わってもしばらく眠れない日々が続きました」と告白。白石さんは「監督はすべてを決断する責任が伴う。僕も眠れない日々があって『こんな仕事受けるんじゃなかった!』と思った」と苦笑しつつ、「スタッフの皆さんが支えてくれて、かけがえのない経験をさせてもらいました。俳優として現場に戻ったときに気分的にも違う気がする」と感激していた。

 また津田さんは「脚本の直しのときとかプロデューサーが怖くて……。最後の最後まで苦労しました。でも楽しくて! 監督ができて感謝です」とにっこり。森山さんは「撮影現場で『森山監督!』と呼ばれたときに反応できず……。それになじんでいったときには終わっていた感じ」といい、「監督としての『よーい、ハイ!』というのも恥ずかしかった。自分が言ってもいいものなのかと……」と語っていた。

 「アクターズ・ショート・フィルム」は、5人が製作費や製作日数など同条件で、25分以内のショートフィルムを製作。世界から約5000本のショートフィルムが集まる米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」のグランプリを目指す。

 磯村監督作「機械仕掛けの君」は泉澤祐希さん、柄本監督作「夜明け」は森山直太朗さん、白石監督作「そそがれ」は吉村界人さんと神野三鈴さん、津田監督作「GET SET GO」は竜星涼さんと大東駿介さん、森山監督作「in‐side‐out」は永山瑛太さんがそれぞれ主演を務める。

 各作品は、WOWOWの動画配信サービス「WOWOWオンデマンド」で、1月13日から5作品同時で配信。WOWOWプライムで1月23日午後7時から一挙放送される。

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