ムロツヨシ:「マイ・ダディ」で念願の映画初主演 役者デビューから25年で

映画「マイ・ダディ」の一場面(C)2021「マイ・ダディ」製作委員会
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映画「マイ・ダディ」の一場面(C)2021「マイ・ダディ」製作委員会

 俳優のムロツヨシさんが、今秋公開される「マイ・ダディ」で映画初主演を果たすことが1月22日、明らかになった。今月23日に45歳の誕生日を迎えるムロさんは、役者を始めて25年で悲願を達成。今作では、愛する娘を救おうと奔走する父親・御堂一男を熱演する。

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 ムロさんは「サマータイムマシン・ブルース」(2005年)で映画デビュー。「新解釈・三國志」「銀魂」シリーズ、「50回目のファーストキス」など、福田雄一監督作品の常連として知られるほか、これまでに44本の映画作品に出演。昨年放送された「親バカ青春白書」(日本テレビ系)で、ゴールデン・プライム帯(GP帯、午後7~11時)の連続ドラマ初主演を果たした。

 映画初主演作である「マイ・ダディ」について、「この物語の父になりたいと思いました。この役というより、この父になりたいと。こういう話があるんだけど、と渡された台本。2時間後に『やらせてください』と連絡していました」と明かし、「この父をやりきってきました。どうか、どうか、覚えておいてください。そして見たいという期待を持ってください」と、思いを語っている。

 「マイ・ダディ」は、本作の監督・共同脚本を務める映像作家の金井純一さんが、2016年に開催された「第2回TCP」で準グランプリを受賞した企画。「Hulu」の配信ドラマ「ミス・シャーロック/Miss Sherlock」などの脚本を手がけた及川真実さんとの共同脚本で映画化する。

 小さな教会の牧師・御堂一男は、8年前に最愛の妻を亡くして以来、中学生になる一人娘を男手ひとつで育てている。決して裕福とはいえないが、牧師というみんなから慕われる仕事、自分を頼りにしてくれるアルバイトの職場があり、娘が素直ないい子に育ち、幸せな日々を送っていた。娘が病に侵されるまでは……という展開。

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