麒麟がくる:光秀“殴打”の信長の心情は? 「不安からくる怒り」「暴走して手を」 染谷将太が代弁

NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第42回の一場面 光秀(長谷川博己さん)に詰め寄る信長(染谷将太さん) (C)NHK
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NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第42回の一場面 光秀(長谷川博己さん)に詰め寄る信長(染谷将太さん) (C)NHK

 俳優の長谷川博己さん主演のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)第42回「離れゆく心」が1月24日に放送され、信長(染谷将太さん)が怒りにまかせ、光秀(長谷川さん)を連続で殴打するシーンがあった。

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 光秀が正親町帝(おおぎまちてい、坂東玉三郎さん)に御所に招かれた際、どんな話が出たのかを知りたがる信長。自分のことについて、帝が何か言ったのではないかと疑心暗鬼に陥っていて、光秀の「帝のお言葉は他言をはばかるべし」「平にご容赦を」との言葉をはねつけると、「申せ、十兵衛、申せ」「おのれ……申せ!」「申せ!」「申せ!」「申せ!」「申せー!!」と声を荒らげながら光秀を何度も殴打した。

 SNSでは「あぁ本能寺ゲージがぁぁぁ」「本能寺ゲージが溜まる音ぉ」「どんどん上がる本能寺ゲージ」「本能寺ゲージぐんぐんぐん」「本能寺ゲージがガンガン上がってるぜ」などと視聴者は反応。「あーこれは十兵衛がキレても仕方がない……」「一気に本能寺の変に向かうなぁ……」といった意見も多かった。

 信長役の染谷さんは、同シーンについて公式ツイッターでコメントを発表。「いくら問い詰めても、帝が自分のことをどう言っていたのか十兵衛は話してくれない。それが不安でしかたなかった。高圧的な態度をとっていますが、心情的には頼むから教えてくれとお願いしているんです。でも最後は不安からくる怒りで、暴走して手を出してしまった」と信長の心情を代弁してみせた。

 「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル作。ドラマでは謎めいた明智光秀の前半生にも光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く。放送は残り2回で、2月7日に最終回を迎える。

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