2月7日に最終回を迎える長谷川博己さん主演のNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)第43回「闇に光る樹(き)」が1月31日に放送され、有名な「宴」のエピソードが描かれた。
ウナギノボリ
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武田を攻め滅ぼしたことを祝い、信長(染谷将太さん)が安土城に家康(風間俊介さん)を招いての宴が開かれる。家康の希望で、光秀(長谷川さん)は饗応役(きょうおうやく)を任されるが、祝宴の席で信長が急に「膳が違うぞ」「品数が足りん」と言いだし、光秀は理不尽な叱責を受ける。
これでは面目が立たないという信長の元から慌てて膳を下げようとする光秀だったが、椀(わん)の中身をぶちまけてしまい、信長の怒りは頂点に。光秀の首に扇子をあて、「十兵衛、下がれ!」と足蹴(あしげ)にする信長。蘭丸(板垣瑞生さん)の「上様に粗相をなさったな。無礼であろう」との一言が火に油を注ぐが、ここで光秀は蘭丸の体を払い、般若のような形相で信長をにらみつける……。
第43回は同シーンで終了。SNSでは「【悲報】信長様、今日も光秀にパワハラ」「信長殿、パワハラだな。転職するよ、私なら」「十兵衛、ついにキレました。そりゃキレるでしょ」「光秀が暗黒面に落ちました」「光秀。無事闇落ち」「これで完全に闇堕ちか……」などと視聴者は反応。
次週最終回では「本能寺の変」が描かれるが、「本能寺、楽しみ。やっちゃってやっちゃって光秀」「来週はとうとう……。わかってる、わかってるけれどツラい」「やっぱ最もシンプルな光秀の怨恨説という単独犯で行くのか」「ここに来て、公家黒幕説、怨恨説、ノイローゼ説もぶち込んできた」「言われてる説全部出してみて、最終的には光秀ノイローゼ説に集約?」「戦国最大の謎がどう解かれるのか。来週が待ち遠しい」と早くも盛り上がりを見せた。
「麒麟がくる」は59作目の大河ドラマ。1991年放送の「太平記」などで知られる池端俊策さんのオリジナル作。ドラマでは謎めいた明智光秀の前半生にも光を当て、戦国の英傑たちの運命も描く。2月7日の最終回は15分拡大版となる。
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