町田啓太:21年大河「青天を衝け」で新選組・土方歳三役 「ダンダラ羽織り着てみたかった」

NHK大河ドラマ「青天を衝け」に出演する町田啓太さん
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NHK大河ドラマ「青天を衝け」に出演する町田啓太さん

 俳優の吉沢亮さん主演で2月14日にスタートするNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」の新たなキャストが9日に発表され、新選組副長の土方歳三役で、俳優の町田啓太さんが出演することが分かった。町田さんは「幼少の頃、木刀を振りながら新選組のダンダラ羽織りを一度は羽織ってみたいと思っていた自分に、『楽しみにしていな』とできるならば伝えたい心持ちです」と喜びを語っている。

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 土方は、池田屋事件で功績を挙げた新選組の副長。幕臣になった渋沢栄一とある任務で出会い、同じ百姓出身ということもあって意気投合する。鳥羽・伏見の戦いで敗れるが、官軍に抵抗して各地を転戦。榎本武揚や栄一の従兄・喜作らと箱館に渡り五稜郭を占領するが、新政府軍との壮絶な闘いの中で戦死する。

 町田さんは「あまり広くは知られていない渋沢栄一と土方歳三の関わり、交わらなさそうな人との出会いによって、何か変化が起こり今の時代にもつながるなんて本当に面白いものだなと感じます。バラガキ、土方歳三の誠とは何だったのか、寄り添いながら自分なりに体現したいと思います」と話している。

 「青天を衝け」は、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一が主人公で、朝ドラ「風のハルカ」(2005年度後期)「あさが来た」(2015年度後期)などの大森美香さんが脚本を担当。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢の生きざまを描く。併せて、薩摩藩士の五代才助(友厚)役でディーン・フジオカさんが出演することも発表された。

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