岸辺露伴は動かない:ギャラクシー賞月間賞受賞 「原作のエッセンスを的確に抽出、役者陣もハマリ役ばかり」と評価

ドラマ「岸辺露伴は動かない」のメインビジュアル (C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社 (C)NHK・PICS
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ドラマ「岸辺露伴は動かない」のメインビジュアル (C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社 (C)NHK・PICS

 俳優の高橋一生さん主演で、2020年12月28~30日に3夜連続で放送されたNHK特集ドラマ岸辺露伴は動かない」が、放送文化の向上に貢献した番組や個人・団体を表彰する「ギャラクシー賞」(放送批評懇談会)テレビ部門の2021年1月度月間賞を受賞したことが2月19日、明らかになった。

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 ドラマは、累計発行部数が1億部を超える荒木飛呂彦さんのマンガ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの人気キャラクター、岸辺露伴を主人公とした「岸辺露伴は動かない」を実写化。高橋さん演じる岸辺露伴が、さまざまな奇妙な出来事に遭遇する姿が描かれた。高橋さんのほか、飯豊まりえさん、中村倫也さんが出演したほか、森山未來さんや瀧内公美さんもゲストとして登場した。脚本は、アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」にも参加した小林靖子さんが手がけた。

 放送批評懇談会は「独特な美意識に貫かれた奇想天外な原作の世界観を、こだわり抜かれた美術や演出で見事に再現。小林靖子による脚本も原作のエッセンスを的確に抽出していた。主演の高橋一生を筆頭に役者陣もハマリ役ばかり。中でも森山未來は、その身体能力を最大限に生かし、違和感丸出しのキャラクターを見事に演じていた」と選出理由を明かしている。

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