魔進戦隊キラメイジャー:“キラメイレッド”小宮璃央が駆け抜けた1年に感慨 「皆さんに愛していただいた」

劇場版「魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE ビー・バップ・ドリーム」の公開記念舞台あいさつに登場した小宮璃央さん
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劇場版「魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE ビー・バップ・ドリーム」の公開記念舞台あいさつに登場した小宮璃央さん

 スーパー戦隊シリーズ魔進戦隊キラメイジャー」(テレビ朝日系、日曜午前9時半)の劇場版「魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE ビー・バップ・ドリーム」の公開記念舞台あいさつが2月24日、東京都内で行われ、熱田充瑠/キラメイレッド役の小宮璃央さんが出席。28日にテレビシリーズが最終回を迎えることについて、小宮さんは「戦隊シリーズってモチーフが動物だったり忍者だったり恐竜だったりするけど、今回のモチーフは“キラメキ”。最初は皆さんから『大丈夫か』みたいな声をよくいただいていた」と明かしつつ、「1年を通して皆さんに愛していただいた。終盤になるにつれて応援してくださる声をSNSで聞くと、心が温まったりして……うれしいですね」と感慨深い表情で振り返った。

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 舞台あいさつには射水為朝/キラメイイエロー役の木原瑠生さん、速見瀬奈/キラメイグリーン役の新條由芽さん、押切時雨/キラメイブルー役の水石亜飛夢さん、大治小夜/キラメイピンク役の工藤美桜さん、クリスタリア宝路/キラメイシルバー役の庄司浩平さんも出席した。

 テレビシリーズ最終回を目前に控え、それぞれが小宮さんに「今だから言いたいこと」を伝える場面もあり、新條さんは「最初のころと比べて、今の璃央くんが……成長度が一番大きかったと思っていて。この前の44話を見ていて、すっごいひしひしと感じた」と小宮さんの1年間の成長ぶりを称賛。また、木原さんは「僕の中で、一番いいたとえがあって。(小宮さんは)現場でよく“ポメラニアン”って言われていたんですけど、“ポメラニアン”から“ゴールデンレトリバー”に成長したな、と」と変化を表現。小宮さんは「犬種が変わっただけ!」とツッコミを入れつつも、「ありがとうございます」と笑顔も浮かべていた。

 舞台あいさつでは劇場版のテーマのひとつが“夢”であることにちなみ、それぞれが夢を明かすトークも。小宮さんは「『夢を与える立場になりたい』っていうのが、僕の目標というか夢」とし、「あこがれの俳優さんがたくさんいるんですけど、それぐらいもっと人気になって、何十年か後には『小宮璃央があこがれだ』と言ってもらえるような、目標になれるような存在になるのが僕の夢です」と語った。

 同じく夢を聞かれた木原さんは「(水石さんが演じる大人気アクション俳優の)押切時雨のようなエンターテイナー。そのエンターテイナーになる第一歩として、僕の中での三大特撮制覇を夢として掲げています。それは夢というか、絶対にかなえないといけないなと」と力強く告白。新條さんは「女優として今後もたくさんいろいろな役をこなしていきたいなと思うし、グラビアのお仕事とかも(こなしたい)。これから先も、キラメイジャーで輝いていたみたいに、キラキラ輝いた女性になっていけたらと思います」と作品を絡めて語った。

 工藤さんは「挑戦することの楽しさを知った1年。これからもお芝居だけではなくいろいろなことに挑戦して自分の世界を広げていきたいなと思いますし、もっと大きい人間になりたい」とコメント。水石さんは「1年たっても彼(押切時雨)の背中は遠くにあるし、それを追いかけてこの1年、走ってきた。自分で『世界の押切時雨だ』と言えるぐらい……自分には『アジアを飛ぶ夢』という名前があるので、その名前を体現できるような役者、芝居を身に着けたいなと思っています」と語り、庄司さんは「人のためになる、人を助けられるような仕事、行動ができるようになりたいなと思っています」と明かした。舞台あいさつでは6人での変身ポーズを披露する場面もあり、小宮さんは「新鮮な気持ちでできたので楽しかったです」と感想を語った。
 
 「魔進戦隊キラメイジャー THE MOVIE ビー・バップ・ドリーム」は、眠りについた人々が夢から覚めないという事件が発生。夢の世界を共有できる宝石“ドリームストーン”を悪用したミンジョにより、夢に閉じ込められてしまった人々、充瑠や為朝、宝路、魔進ファイヤと魔進ショベローを救うべく、瀬奈、時雨、小夜、マブシーナが夢の世界へと向かう……という内容。「騎士竜戦隊リュウソウジャー 特別編 メモリー・オブ・ソウルメイツ」「機界戦隊ゼンカイジャー THE MOVIE 赤い戦い!オール戦隊大集会!!」との3本立てで、現在公開中。

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