西島秀俊:「きのう何食べた?」以来2年ぶりの“料理男子”に ドラマ「シェフは名探偵」でフレンチシェフ役

連続ドラマ「シェフは名探偵」に主演する西島秀俊さん(C)「シェフは名探偵」製作委員会
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連続ドラマ「シェフは名探偵」に主演する西島秀俊さん(C)「シェフは名探偵」製作委員会

 俳優の西島秀俊さんが、テレビ東京の連続ドラマシェフは名探偵」で主演を務めることが3月5日、分かった。西島さん演じるフレンチレストランのシェフが主人公の“グルメミステリー”で、同局系の「きのう何食べた?」(2019年4月期)でも“料理男子”を演じて人気を博した西島さんは「フランス料理は普段なじみがないので難しいです」としつつ「心も体もほっと休まるドラマですので、ご期待ください」と呼びかけている。

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 ドラマは、累計発行部数が29万部を超える近藤史恵さんの人気小説シリーズ「タルト・タタンの夢」「ヴァン・ショーをあなたに」「マカロンはマカロン」(創元推理文庫)が原作。西島さん演じる小さなフレンチレストラン「ビストロ・パ・マル」のシェフ・三舟忍が、訪れた客たちに関わる事件や不可解な出来事の謎を解いていくグルメミステリードラマで、同局の「ドラマプレミア23」(月曜午後11時6分)枠で放送される。

 脚本を、ドラマ「チーム・バチスタ」シリーズ(フジテレビ系)などの田中眞一さん、映画「名も無き世界のエンドロール」などの西条みつとしさんが担当する。木村ひさし監督がチーフ監督を務め、西島さんはスペシャルドラマ「名探偵・明智小五郎」(テレビ朝日系)、映画「任侠学園」に続き、木村監督と3度目のタッグを組む。なお、西島さんが同局の連続ドラマに主演するのは、「きのう何食べた?」(内野聖陽さんとダブル主演)以来、約2年ぶりで、再び“料理男子”を演じる。

 チーフプロデューサーの阿部真士さんは、「近藤史恵先生の『ビストロ・パ・マル』シリーズをずっと映像化したくて5年間温めていました」と明かし、コロナ禍の今だからこそ「つかの間、現実を離れて夢を見られるような場所をドラマで描きたいと思いました」と経緯を語っている。

 主人公の三舟は、冷静沈着かつ穏やかな性格で、一見何を考えているか分からないが、実はすぐにお節介を焼いてしまう一面も持っている。劇中では人並み外れた洞察力と推理力で謎に迫っていくという役どころ。西島さんは役柄について「お客様の悩みや苦しみを解決し、おいしい料理を楽しんでもらいたいと思っている人です。少し変わった人ですが、共感力のある良い人だと思います」とコメント。

 また、「木村組はみんなで面白い作品にしようという情熱を感じる組」だといい、「『ビストロ・パ・マル』が存在したらフッと行きたくなるお店になるようにスタッフ・キャストで頑張っています。ミステリーとしてもヒューマンドラマとしても楽しめる作品です」「心も体もほっと休まるドラマですので、ご期待ください」とメッセージを届けている。

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