新・ミナミの帝王:シリーズ20作目は初のゴールデン “銀次郎”千原ジュニア、“経済学者”東幹久に怒りの鉄拳

ドラマ「新・ミナミの帝王~銀次郎の愛した味を守れ!」の場面写真=カンテレ提供
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ドラマ「新・ミナミの帝王~銀次郎の愛した味を守れ!」の場面写真=カンテレ提供

 お笑いコンビ「千原兄弟」の千原ジュニアさんが主演を務めるドラマ新・ミナミの帝王」のシリーズ最新作「新・ミナミの帝王~銀次郎の愛した味を守れ!」が、3月23日午後7時からカンテレで放送(関西地区)される。シリーズ20作目となる今作は、シリーズ初のゴールデン帯で放送。夫婦が守り抜いた小さなビストロを閉店に追い込む非情な不動産詐欺が発生。裏でひそかに手を引くテレビで人気の経済学者(東幹久さん)に、“ミナミの鬼”銀次郎(千原さん)が怒りの鉄拳を振り下ろす。

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 “トイチ”と呼ばれる10日で1割という法外な利息を取る大阪ミナミの金貸しの萬田銀次郎。そんな銀次郎に、レストラン「ビストロバンブー」を営む竹田花男(駿河太郎さん)と妻の杏子(小島藤子さん)は、あえて利息を払い続けていた。二人三脚で店を切り盛りする夫婦を結びつけたのは銀次郎の弟分、坂上竜一(大東駿介さん)だった。

 3年前、竜一に連れられて「ビストロバンブー」を訪れた杏子は、花男の作る料理にほれ込みプロポーズ。花男は傾きかけていた店の経営を杏子に託すが、花男の亡父の後妻・光子(羽野晶紀さん)、その息子で義母弟の晃(田中尚樹さん)は店が乗っ取られると猛反発。2人は杏子を追い出しにかかり、かえってこのことで夫婦の絆を深めていく。

 杏子の商才で店は繁盛するが、未曽有のパンデミックが世界を襲った。数年後、危機を乗り越えた「ビストロバンブー」だったが、不動産投資詐欺に引っかかり、閉店に追い込まれる。ミナミで多くの店主たちが同じ被害に遭っていることを知った銀次郎は、裏社会の大物である沢木英雄(赤井英和さん)と手を組み、黒幕の鼻を明かす大勝負に打って出る。

 「新・ミナミの帝王」はマンガ誌「週刊漫画ゴラク」(日本文芸社)で連載中の天王寺大さん、作画・郷力也さんのロングランマンガ「ミナミの帝王」が原作。借金をどんな手を使ってでも取り立てることから“ミナミの鬼”と恐れられる大阪ミナミの金貸し・萬田銀次郎が主人公のヒューマンドラマで、2010年に放送開始。今作はシリーズ第20作となる。

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