ジャニーズJr.の人気グループ「美 少年」の浮所飛貴(うきしょ・ひだか)さんの初主演映画「胸が鳴るのは君のせい」(高橋洋人監督、6月4日公開)の新場面写真が4月7日、公開された。主人公・有馬隼人役の浮所さんが制服姿で頬杖をついたカットと、ヒロイン篠原つかさ役の白石聖さんが制服姿で笑顔を見せた写真となっている。
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相手との距離感やシチュエーションによって見せる表情が微妙に変化する有馬を演じた浮所さんは、演技で有馬のクールさと明るさのさじ加減をつかむため、カットがかかる度に、声のトーン、表情、顔の向き、体勢、歩き方などを監督に相談しながら、役を作り上げたという。
浮所さんは、役との向き合い方について「自分がどう映っているか第三者の方に見ていただくことも大切だけど、自分自身の演技を見ることで成長できることもあると思う」と話し、「自分の演技を見て、違うなと思った部分があれば監督にお願いしてもう1回撮らせていただいたり、やるならとことん徹底的に詰めたいと思って取り組みました」とコメントしている。
白石さんは、有馬をいちずに思い続けるヒロインのつかさについて「少女マンガの王道のヒロインというよりも、かっこいいヒロイン」と分析し、「フラれても有馬をいちずに思い続ける姿は、『ロミオとジュリエット』の逆バージョンに見えました」と語っている。
映画は、2012~14年に少女マンガ誌「ベツコミ」(小学館)で連載された紺野りささんのマンガが原作。高校生・有馬隼人と、有馬をいちずに思い続ける篠原つかさの、親友のように仲が良い友達同士の片思いが描かれる。
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