おちょやん:“万太郎”板尾創路、“最後の舞台”で「ライムライト」? 「神回」「カルベロさんのようでした」と反響

NHK連続テレビ小説「おちょやん」第92回のワンシーン (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「おちょやん」第92回のワンシーン (C)NHK

 杉咲花さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おちょやん」(総合、月~土曜午前8時ほか)第92回が4月12日、放送された。同回では、“喜劇王”こと須賀廼家万太郎(板尾創路さん)が亡くなる直前に登壇した“最後の舞台”が描かれた。チャップリンの名作「ライムライト」(1952年)の道化師・カルベロが、死の直前に舞台で脚光を浴びた姿と万太郎の“最期”を重ね合わせる視聴者も多く、「カルベロさんのようでした」「ライムライトみたい」「神回」との声が上がった。

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 同回で描かれた“最後の舞台”には、万太郎と犬猿の仲だった須賀廼家千之助(星田英利さん)も登壇。万太郎の最後の晴れ舞台で、“須賀廼家兄弟”の共演が久しぶりに実現したことから、「カッコ良かった」「幸せな最期だったと思う」「万太郎さんおつかれさま」と万太郎の最期を惜しむ声も上がった。

 「おちょやん」は、上方女優の代名詞といえる存在で、「大阪のお母さん」として親しまれてきた女優の浪花千栄子さんの人生をモデルにしながらも、物語を大胆に再構築し、フィクションとして描く、103作目の朝ドラ。明治の末に大阪・南河内の貧しい家に生まれた千代が、華やかな芝居の世界に魅せられ、自らも女優を目指すようになる。

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