鎌倉殿の13人:草笛光子、大泉洋らと共演を心待ち 「真田丸」とりの最期に三谷幸喜は涙

2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で比企尼を演じる草笛光子さん
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2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で比企尼を演じる草笛光子さん

 三谷幸喜さんが脚本を手掛け、小栗旬さんが北条義時役で主演を務める2022年のNHK大河ドラマ鎌倉殿の13人」で、比企尼を演じることが決まった草笛光子さんがコメントを発表。比企尼は源頼朝(大泉洋さん)の乳母(めのと)で、「不遇時代の頼朝を支えた最大の功労者と言われている方、頼朝が伊豆に流されてから20年にもわたり支えたそうです。三谷さんの作品ですから一筋縄ではいかないでしょう。覚悟してお待ちしています。演技力、人間味を兼ね備えた魅力ある役者さんたちとご一緒できることで、私も若返ります!」と意気込んだ。

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 同じ三谷さんの脚本で、2016年に放送された大河ドラマ「真田丸」では主人公・信繁(堺雅人さん)の祖母・とりを演じた。「『真田丸』では祖母とりの最期『ちと、早すぎた』というせりふ、リハーサルでは共演者の皆さんも笑いをこらえるので必死、笑わさずどう演じるか1週間悩みました。放送後に三谷さんから『自分で書いた台本なのに涙が出ました。僕もこれからしっかり生きて行こうと思います』とメールをいただきました。リ
アルではあるまじきことをリアルにする、私の女優人生の中で印象に残るシーンの一つです」と振り返った。

 「鎌倉殿の13人」には「真田丸」出演者が多数集結。「素晴らしい役者さんがたくさん出演されるので、今から楽しみです」といい、「『真田丸』でご一緒した大泉洋さんは、当時白いチョコレートが好きと私が言ったら、北海道に行く度にチョコレートを買ってきてくれました。またもらえるのかしら?」と期待していた。

 「鎌倉殿の13人」は、2004年の「新選組!」、2016年の「真田丸」に続き3度目の大河ドラマとなる三谷さんが贈る予測不能のエンターテインメント作。源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男、鎌倉幕府の二代執権・北条義時が主人公。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に上り詰めたのかを描く。

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