田鎖ブラザーズ
ep.09
6月12日(金)放送分
女優の浅川梨奈さんと俳優の飯島寛騎さんがダブル主演を務める動画配信サービス「Hulu(フールー)」の連続ドラマ「悪魔とラブソング」が6月19日から一挙独占配信される。少女マンガ誌「マーガレット」(集英社)と「Hulu」がタッグを組んだ「マーガレット Love Stories」の第2弾で、桃森ミヨシさんの同名マンガが原作。美しい歌声を持つ女子高生・可愛マリア役を演じる一方、実は歌に苦手意識があったという浅川さん。ボイストレーニングの苦労話やドラマの見どころ、女優業への思いを聞いた。
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マンガ好きとしても知られる浅川さんは、「マーガレット Love Stories」で主演する心境を、「少女マンガの実写化第2弾をやらせていただけるのはうれしいですし、そのうえ自分が好きだった雑誌の『マーガレット』本誌ともコラボし掲載していただけるのは素直にうれしい」と喜ぶ。
原作の印象について「音楽と共に成長していく青春群像劇」と表現し、「最初からきれいな世界観なのですが、物語が進む中でどんどんきれいになり、素敵だなと感じるのと同時に、重みのようなものも感じました。読み進めていくと『これってこうだったのか!』『そんなことある!?』といったことも多く驚きもありました」と語る。
浅川さんが演じるマリアは、美しい歌声と容姿を持ちながらも、常に本音を口にしてしまい、「悪魔」と呼ばれている女子高生で、あまり笑わないキャラクター。役作りでは「そもそもマリアと自分が似ている部分も多くて。私も思ったことを口に出しちゃうし、良くも悪くも素直に物事を伝えてしまっているので、『そういう子っているよね』と共感できた部分」とし、「そこは役作りするうえで親身というか、マリアになれたと思う」と自信をのぞかせる。
ただ「私自身ゲラ(笑い上戸)なんです」と浅川さんは明かし、「マリアは役的にもクラスメートと関わらないので、最初は(現場で)すましていました。現場は賑やかだったのですが、特に今回が2度目となった助監督さんから『スッとしているね』と言われたときは、何でも笑っちゃう方なのでそれで崩れてしまって(笑い)。本来はもうちょっとマリアっぽくいたかったのに、すぐに『浅川』が出てしまいました」と楽しそうに撮影を振り返る。
本作は音楽が重要な要素となっており、美しい声を持つマリアの歌も注目ポイントの一つ。「お話をいただいた時に歌唱シーンがあると知り、マネジャーさんに『ボイトレ(ボイストレーニング)にいつから行けますか』と聞いたぐらい自信がなくて。もともと歌も得意な方じゃないし、どうしても苦手意識があった」と不安な心境だったことを打ち明ける。
ボイストレーニングはクランクインの2カ月前から開始。「もともとそんなに歌もうまい方じゃないし」と歌に苦手意識があったことを告白。それでも「自分の声もそんなに好きじゃなく全体的にコンプレックスがあったのですが、回数を重ねていくうちにボイストレーニングの先生やプロデューサーさん、スタッフさんが褒めて伸ばしてくれました」と感謝する。
「皆さんの言葉のおかげで自分自身も自信につながったし成長できたと思います。『悪魔とラブソング』という作品や可愛マリアという役を通して、これまでの芸能生活でずっと苦手意識があったものを一つ好きになることができ、作品と共に成長させていただけたと思います」と笑顔を見せる。
1月に放送されたスペシャルドラマ「逃げるは恥だが役に立つ ガンバレ人類!新春スペシャル!!」(TBS系)や、映画「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」シリーズなど、話題作に数多く出演している浅川さん。女優業について「一つ一つのお仕事をやっていく中で、スタッフさんやキャストの皆さんとお話しながら日々、勉強させてもらっています。各現場で得られるものは違うので、すべてが自分の糧になっているな、と感じています」と神妙な表情で話す。
それでも「お芝居を続けていくうえでは当たり前のことですが、昔の自分の演技を見て『浅かった』『もう少しできたかな』と感じるので、これからももっと深めていきたい」と意気込む。
そんな浅川さんに今演じてみたい役を聞くと、「学園恋愛ものをあまりやったことがなくて、10代は大学生や、社会人にシングルマザーとか(演じる役は)いろいろやらせていただいたので、もう少し着られるうちに制服を着てデートをするシーンがある作品をやりたい」と話す。
これまでもマンガ原作の実写作品に数多く出演している浅川さんだが、二次元キャラを演じる際の心構えについて、「実写化に対する風当たりは、以前と比べるとだいぶゆるくはなってきているし、受け入れてもらえるようにはなってきていますが、やっぱり自分も『マンガが一番』『アニメが一番』という気持ちはわかる。そういう方々の気持ちを考えつつ、(実写と)両方を好きになってもらえるように、ということを一番に思って臨んでいます」と話す。
制作発表時、「『悪魔とラブソング』という原作を実写化する意味もしっかり考えて、精一杯演じさせていただきます」とコメントしていた浅川さん。「音楽のすばらしさ、音楽が人にどう影響を与えるのかも表現しているので、そういうところを伝えられたらと思います。撮影を進める中で面白いものができた、と胸を張って言えるものができたと思いますので、一人でも多くの方に見ていただければ」とアピールする。
最後に「今後、どのような女優になっていきたいか」と水を向けると、「今作では主演をやらせていただきましたが、どんな役でもできる人になりたいし、どんな役でも映える人になりたい。もっと考えを深めて『いい芝居だな』と見ている方が感じられるようなお芝居をしていきたい」と語った。
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