青天を衝け:第16回「恩人暗殺」 攘夷派志士の怒りの矛先は? 円四郎と篤太夫の“約束”に慶喜の嘆き

NHK大河ドラマ「青天を衝け」第16回のワンシーン (C)NHK
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NHK大河ドラマ「青天を衝け」第16回のワンシーン (C)NHK

 俳優の吉沢亮さん主演のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」(総合、日曜午後8時ほか)第16回「恩人暗殺」が5月30日に放送される。予告編には「決別の時」「必ず生き抜け」といった文字が躍り、円四郎(堤真一さん)が篤太夫(吉沢さん)に、「おめえのまま生き抜け、必ずな」と約束させるシーンや、雨中、慶喜(草なぎ剛さん)が「どうして……、どうして」と深く嘆くシーンもある。

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 篤太夫と成一郎(高良健吾さん)は、円四郎に命ぜられ、一橋家の兵と家臣を募るべく関東に出向く。二人はかつての同志・真田範之助(板橋駿谷さん)に会い、一緒に働くことを勧めるが一蹴されショックを受ける。血洗島村では惇忠(田辺誠一さん)と平九郎(岡田健史さん)が水戸騒動に関わった嫌疑で連行され、惇忠は牢(ろう)に入れられる。

 一方、京都では土方歳三(町田啓太さん)ら新選組が池田屋を襲撃。攘夷(じょうい)派志士の怒りは、禁裏御守衛総督(きんりごしゅえいそうとく)の慶喜と側近・円四郎に向かっていく……。

 「青天を衝け」は、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一が主人公で、連続テレビ小説(朝ドラ)「風のハルカ」(2005年度後期)、「あさが来た」(2015年度後期)などの大森美香さんが脚本を担当。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢の生きざまを描く。

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