青天を衝け:15分遅いスタートも視聴率上昇 第21回16.5% 草なぎ剛“慶喜”が15代将軍に就任

NHK大河ドラマ「青天を衝け」主演・吉沢亮さん
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NHK大河ドラマ「青天を衝け」主演・吉沢亮さん

 俳優の吉沢亮さん主演のNHK大河ドラマ「青天を衝(つ)け」の第21回「篤太夫、遠き道へ」が7月4日に放送され、平均視聴率(世帯)は16.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録した。同日は「東京都議会議員選挙 開票速報」の放送があり、NHK総合では通常より15分遅い午後8時15分からのスタートとなったが、前週第20回の14.6%(同)から1.9ポイントアップした。

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 「青天を衝け」は、“日本資本主義の父”と称される渋沢栄一が主人公で、連続テレビ小説(朝ドラ)「風のハルカ」(2005年度後期)、「あさが来た」(2015年度後期)などの大森美香さんが脚本を担当。「緻密な計算」と「人への誠意」を武器に、近代日本のあるべき姿を追い続けた渋沢の生きざまを描く。

 第21回では、篤太夫(吉沢さん)は、パリ万博に参加する慶喜(草なぎ剛さん)の弟・昭武(板垣李光人さん)の随行でフランス行きを打診され、その場で快諾する。一方、慶喜は第15代征夷大将軍に就任。慶喜は篤太夫を呼び出し、昭武の未来を託す。その後、横浜で初めて勘定奉行・小栗忠順(武田真治さん)と対面した篤太夫は、このフランス行きに秘められた重要な目的を知らされる。

 旅立ちの前、成一郎(高良健吾さん)と再会した篤太夫。2人は牢(ろう)に囚(とら)われている長七郎(満島真之介さん)と久々に対面するが……という展開だった。

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