おかえりモネ:“りょーちん”永瀬廉「前を向いていかなきゃ」に気持ち凝縮 浅野忠信には「ギャップ萌え」

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 清原果耶さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おかえりモネ」(総合、月~土曜午前8時ほか)で、“りょーちん”こと及川亮を演じる永瀬廉さん。7月5日に始まった第8週では、亮の父・新次(浅野忠信さん)が長い間抱えてきたどうにもならない苦しさを吐露。永瀬さんは「息子として、受け止めきれてはいないと思います」としつつ、「だからこそ立ち直ってほしいと思っているはず。亮があんなに自分の気持ちを出しているのはめずらしいですよね。今は立ち直るのが難しい、それでもいつかは……とお父さんを信じていると思います」と亮の気持ちを代弁した。

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 「前を向いていかなきゃ」などの亮のせりふについては、「人一倍つらい亮が言うせりふは、『悩んでいた亮の気持ちが凝縮されているな』と思います。亮が言うから説得力があるし、心に刺さるシーンです。台本を読んでいて僕自身にも刺さりましたし、だからこそ亮を演じる上で見てくださる皆さんにも刺さってもらえるといいなと思います」と語った。

 父・新次役の浅野さんとの共演は、「浅野さんは他の作品での役柄のイメージが強くて、勝手ながら最初はとても怖いイメージでした(笑い)」と素直に告白。「でも実際にお話しすると、とてもほんわかして腰が低い方で、僕の話もたくさん聞いてくださって、絶賛ギャップ萌え中です。浅野さんの若い頃や学生時代の話とかも聞けて、本当に父親の話を聞いている気分になりました。演技についてのお話もしました。親身になって僕の相談に乗ってくださって、思わず抱きつきたくなりましたね」と笑顔で振り返った。

 「おかえりモネ」は、「透明なゆりかご」(NHK、2018年)、「きのう何食べた?」(テレビ東京系、2019年)の脚本家・安達奈緒子さんによるオリジナル作品。宮城県気仙沼生まれのヒロインが、同県の登米(とめ)で青春を過ごす中で、気象予報士の資格を取り上京。民間の気象会社に就職し、天気予報にまつわるさまざまな経験を積み、そこで得た経験をもとに故郷に戻って、人々に貢献する物語だ。

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