清原果耶さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おかえりモネ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第46回が7月19日に放送され、東京編の新キャラクターとして、今田美桜さん演じる気象予報士・神野マリアンナ莉子が登場した。初登場シーンから華やかなオーラを放つ莉子について、制作統括の吉永証チーフプロデューサーに演出面でのこだわりなどを聞いた。
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神野マリアンナ莉子は、朝岡(西島秀俊さん)が気象キャスターを務める朝の報道番組で、中継コーナーを担当する若手の予報士。華やかな風貌で仕事中は常ににこやかだが、ゆくゆくは報道キャスターになりたいという野望を秘めている人物だ。
莉子について、吉永さんは「やっぱり百音(清原さん)に一番関わってくる若い気象予報士であって、百音にとっても、視聴者にとってもインパクトがあった方がいいだろうと思いました。これまで登米(とめ)とか、気仙沼で会っていた幼なじみとはちょっと違う“空気”を持っているということを、少し演出的にも際立たせたいということもあり、莉子の登場を印象づけたいということはありました」と明かす。
ただ莉子は、“華やかさ”だけにとどまらない魅力を持っているという。
吉永さんは「莉子は報道の世界、テレビの世界でやっていきたいと思っている人物。第10週だと、まだ莉子については、“華やかさ”ばかりが前面に出ています。しかし、だんだんと莉子自身が、自分が“伝える立場”になっていること、自分の長所、周りと比べて自分の足りないところなどを意識していきます」と語る。
「第10週の莉子の“見え方”以外のところも、だんだんと知ってもらえるようになっています。今田さんにも、今回のご自身の莉子の役柄や、莉子の見え方なども含めて、いろいろと考えながらやっていただいています」と話していた。
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