登坂淳一:フリー転身の理由に早世した父と妹の存在 明日の「徹子の部屋」

9月7日放送の「徹子の部屋」に出演する登坂淳一さん=テレビ朝日提供
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9月7日放送の「徹子の部屋」に出演する登坂淳一さん=テレビ朝日提供

 元NHKアナウンサーの登坂淳一さんが、9月7日午後1時から放送される黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演する。フリーに転身した理由として、早世した父と妹の存在があったと明かす。

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 登坂さんの父は、登坂さんが大学生の頃にがんで亡くなった。最期は自宅で母妹弟と一緒に看取ったという。父に「やり残したことはない?」と聞いたところ、「ない」と一言だけ返された。仕事人間の父だったが、54歳で悔いのない人生を送っていたのだと知り、それが自身のその後の生き方を左右したと話す。

 生活の全てを報道の仕事で埋めていた頃、今度は妹ががんになり41歳の若さで亡くなった。早すぎる死に、「自分の人生を仕事だけで終わらせていいのか?」と考えるようになり、会社を辞めフリーになったと語る。

 家族2人の死に影響を受けて、今があるという登坂さん。今年4月には、10歳下の妻との間に待望の第1子が誕生して父となった。不妊治療、流産、コロナ禍での出産……と、さまざまな困難を乗り越え生まれてきたことに、改めて命の大切さを実感したという。

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