お笑いコンビ「マヂカルラブリー」が、コント日本一を競う「キングオブコント2021」の決勝に進出したことが9月6日、分かった。同コンビは、漫才コンテスト「M-1グランプリ2020」で優勝し、同年のピン芸人日本一を決める「R-1ぐらんぷり2020」で野田クリスタルさんが王者に輝いており、今回“3冠”を目指す。
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野田クリスタルさんは「俺たち本当に予選が強いと思います。もっと予選の強さを分からせたいですけど、とりあえず予選の強さは分かっていただけたのかも知れない」と話し「後はM-1で優勝したからキングオブコントの決勝まで行けたんじゃないかとか、忖度(そんたく)されたとか言われるので、実力で決勝に行けたことを証明しなければならないです」と語っている。さらに、(M-1とR-1で優勝した経験がある)「霜降り明星」の粗品さんから「『すごいっす。とにかくすごいっす』ってメールが来ました」と明かしている。
村上さんは「めちゃめちゃうれしかったですね。うれしいと同時にほっとしたという気持ちもあります。野田が3冠を目指しているので付き合っていますが、僕の2冠もかかっているんで、とれるのであればとりたいです」と意気込んでいる。
お笑いコンビ「うるとらブギーズ」「蛙亭」「空気階段」「ザ・マミィ」「そいつどいつ」「男性ブランコ」「ニッポンの社長」「ニューヨーク」、お笑いトリオ「ジェラードン」も決勝に進出。うるとらブギーズと空気階段は3回目の決勝、マヂカルラブリーは3年ぶり2回目、ニューヨークとニッポンの社長は2年連続2回目。ほか5組は初進出。
「キングオブコント」は、2008年から毎年行われているお笑いコンテストで、今回で14回目。これまでに「東京03」「ロバート」「かもめんたる」「バイきんぐ」などが優勝し、昨年は「ジャルジャル」が13代目キングの座に輝いた。優勝賞金は1000万円。今年は3015組がエントリーした。決勝はTBS系で今秋、生放送される。
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