筒井道隆:「ミステリと言う勿れ」で“月9”凱旋 主演作「君といた夏」以来27年半ぶり 遠藤憲一、尾上松也も

2022年1月スタートの連続ドラマ「ミステリと言う勿れ」に出演する筒井道隆さん (C)フジテレビ
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2022年1月スタートの連続ドラマ「ミステリと言う勿れ」に出演する筒井道隆さん (C)フジテレビ

 俳優の筒井道隆さんが、2022年1月からフジテレビ系“月9”枠(月曜午後9時)で放送される連続ドラマ「ミステリと言う勿(なか)れ」に出演することが10月12日、分かった。筒井さんが同枠のドラマに出演するのは、1994年7月期に放送された主演作「君といた夏」以来、27年半ぶり。遠藤憲一さん、同枠初出演となる尾上松也さんの出演も発表された。

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 「ミステリと言う勿れ」は、マンガ誌「月刊flowers(フラワーズ)」(小学館)で連載され、コミックスの累計発行部数は800万部を突破した田村由美さんのマンガが原作。菅田将暉さんが主演を務め、社会で当たり前とされていることに疑問を持ち、膨大な知識を基に持論を展開していく主人公・久能整(くのう・ととのう、菅田さん)の姿を描く。

 筒井さん、遠藤さん、松也さんの3人は、久能の事件解決に重要な役割を果たす警察署「大隣署」の刑事を演じる。筒井さんは、冷静沈着で頭が切れる警部・青砥成昭(あおと・なりあき)、遠藤さんは、署内では仕事の鬼、刑事の鑑(かがみ)と呼ばれている警部補・薮鑑造(やぶ・かんぞう)、松也さんは、お調子者で署内のムードメーカー的存在の刑事・池本優人をそれぞれ演じる。

 筒井さんは、「いただいた台本がすごく面白く、また原作も興味深い作品でしたので、これはぜひ出演させていただきたいとお受けしました。僕も整のように論理立てて考えたり、論破するのも好きなので。好きって言うのも変ですけど、そういう思考の人間なので、すごく共感できました」とコメント。「イジメや虐待についての難しい問題などもストーリーに出てくるのですが、整のグローバルな考え方から違う視点に“気づくこと”の大切さを、ぜひ感じていただきたいです」とアピールした。

 遠藤さんは、「最初にいただいた台本を読んだのですがびっくりしました。隅々までちゃんと意味がある、相当高度な台本だったので、まずそこに感動して、ぜひ出演したいと思ったんです。主人公の久能整が話す一言、一言が胸にズキンとくる。家族との向き合い方とか、自分にもそういうところがあるのかなと、かなり突き刺さりました。整が普段の僕たちが見過ごしがちで、考えたこともなかったような心の中を見透かしてくるような? これは視聴者の方にも、きっと共感していただけるのではないかと思います」と明かした。

 松也さんは、「今回の作品は今まで共演したことのない皆さんとのお仕事ということもあって、すごくワクワクしました。池本はどちらかと言えばムードメーカーのような、明るい刑事です。ですが、ドラマでは刑事としての真っすぐさというところは表現しようと。決していい加減な仕事をしているのではないという、そこに一つの芯が通っているキャラクターとして演じようと思いました」と語っている。

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