清原果耶:朝ドラヒロインのせりふ量に「最初は尻込み」 「おかえりモネ」地元の声援に感謝

NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」でヒロイン・永浦百音を演じた清原果耶さん (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」でヒロイン・永浦百音を演じた清原果耶さん (C)NHK

 清原果耶さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「おかえりモネ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の最終回が10月29日に放送される。ヒロイン・永浦百音(モネ)を演じきった清原さんは、撮影を振り返り「やっぱり、せりふを覚えるのは本当に大変でした。1日何十ページもせりふがあるときは、『おお~……!』と最初は尻込みしました」と素直に明かしている。

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 朝ドラヒロインとして大変だったことにせりふ量を挙げた清原さんは、「『鍛錬だ!』と思って覚えていました」といい、「せりふを覚えるのは得意なほうではないのですが、<覚える→演じる>というルーティンを自分の中に作って頑張っていました!」と振り返る。

 それでも「毎週スタジオにいくと、キャストやスタッフの皆さんと会えるのがとても楽しみで。撮影期間中は本当の家族よりも会っているから、皆さんが家族みたいになるし、撮影にいくのが心から楽しかったです」と語った。

 改めて「舞台地である宮城県の皆さん、宮城県全体でドラマを応援してくださっていて、本当にありがとうございました。宮城を訪れる度、いろいろな方から応援の声をいただけて本当に幸せでした」と感謝する清原さん。

 「やはり登米(とめ)も気仙沼もロケがとっても楽しかったので、また行きたいですね。気仙沼は、ロケ場所の近くに漁師さんたちが行くような食堂があるんです。いろいろな国の方々が港には来られるから、そこにもいろいろな国の料理があって。ただ、漁師さんたちが行くような時間でないと開いていないので、次回はぜひその時間を狙ってトライしたいです! 登米は、やっぱり町並みがすてきでした。最初のロケ中に一人で街をお散歩したんですが、そのときふら~っと神社に立ち寄ったんです。ドラマの成功を願掛けしたので、そこにお礼参りにいきたいです」と話していた。

 最終回では、永浦家では、未知(蒔田彩珠さん)の大学合格をお祝いするため、幼なじみたちが集まっていた。そこで百音は、あの日以来開けられずにいたサックスケースを開けようと決意する。そして2月。百音、未知、新次(浅野忠信さん)たちに見送られ、亮(永瀬廉さん)は海へ。そして、耕治(内野聖陽さん)と龍己(藤竜也さん)も海へ、それぞれの道を歩み始める。そして数年後……というストーリー。

 「おかえりモネ」は、「透明なゆりかご」(NHK、2018年)、「きのう何食べた?」(テレビ東京系、2019年)の脚本家・安達奈緒子さんによるオリジナル作品。宮城県気仙沼生まれのヒロインが、同県の登米(とめ)で青春を過ごす中で、気象予報士の資格を取り上京。民間の気象会社に就職し、天気予報にまつわるさまざまな経験を積み、そこで得た経験をもとに故郷に戻って、人々に貢献する物語だ。

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