カムカムエヴリバディ:“朝ドラ”史上初3人ヒロインの理由 上白石萌音、深津絵里、川栄李奈の魅力とは?

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」のメインビジュアル(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」のメインビジュアル(C)NHK

 女優の上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さん主演のNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)が11月1日にスタートした。本作は、“朝ドラ”史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。なぜ3人のヒロインが登場することになったのか、3人をキャスティングした理由などを、制作統括を務める堀之内礼二郎チーフプロデューサー(CP)に聞いた。

 ◇3人ヒロインは“必然” 「目新しさを狙って3代にしたのではなく…」

 物語の舞台は岡山、大阪、京都。和菓子屋の娘として生まれ、家族のあたたかい愛情に包まれながら育ちつつも、戦争の影響で襲ってくる様々な試練に耐え抜いていく安子(上白石さん)。安子の娘で、岡山を出てクリーニング店に住み込みで働きつつ、思いもかけない世界に導かれていくるい(深津さん)。るいの娘で、侍に憧れて時代劇の世界に飛び込むも、失敗続きでなかなか自分の居場所がみつけられないひなた(川栄さん)。時代や舞台が異なる3人はラジオで英語を聴き続けることで、それぞれの夢への扉を開いていく……という内容。

 史上初3人のヒロインが登場する理由について、堀之内CPは「シンプルに100年を描くということにあります」とし、「最初のコンセプトは脚本の藤本(有紀)さんが出された『ラジオ英語講座』。ラジオ英語講座とともに生きた家族の物語を、ラジオ英語講座が始まったところから現代まで描くため、1人のヒロインだとこれは描けないですよね。世代を渡っていく中で、3代のヒロインが自然と浮かび上がってきました」と説明。

 「目新しさを狙って3代にしたのではなく、100年を積み重ねていくこと」を狙っているため、必然的だったという。

 ◇ダメ元だった深津絵里へのオファー

 キャスティングを考えた時、一番難しかったのは深津さんが演じる2代目のヒロイン・るいだったといい、「2代目のヒロインと3代目のヒロインは親子として一緒に暮らす時間が長いので、若い頃と母親の両方を魅力的に演じられなければいけなかったこともあり、当初からキャスティングで考えていました」という。

 「深津さんは何年も連ドラに出演されていませんでしたが、誰もが認めるすてきな女優さん、すてきなお芝居で、きっと魅力的な物語にしてくれるという確信があったので、ダメ元でお願いしたところ、奇跡的に受けていただけました」と明かしていた。

 初代ヒロイン・安子役の上白石さんと、3代目ヒロイン・ひなた役の川栄さんは、オーディションで3061人の中から選ばれ、「オーディションはやりながら役を突き詰めていくプロセス。中でもお二人の役柄への理解、パフォーマンスが素晴らしかった」と振り返る。

 続けて「安子には普通の子でありながらも、最初にドラマを引っ張るという華としての魅力が必要だった。上白石さんは普通の子を魅力的に演じられるのが素晴らしかった」「3代目のひなたは、(脚本の)藤本さんならではのキャラクターで、いい意味で“朝ドラ”らしくない女の子です。その分演じるのが難しい役だなとも思っているのですが、きっと川栄さんが演じてくれたならきっとすてきで愛らしいひなたと出会えると、お願いしました」とそれぞれの魅力を語っていた。

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