小野花梨:“ハロー”が精いっぱい? 「カムカムエヴリバディ」オーディションで苦手な英語に直面 「落ちた」と思った

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で水田きぬを演じている小野花梨さん (C)NHK
1 / 1
NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で水田きぬを演じている小野花梨さん (C)NHK

 上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)に出演している小野花梨さん。ヒロイン・安子(上白石さん)の幼なじみの水田きぬを演じている。本作のオーディションでは、英文を読み上げなければならなかったといい、「私、英語が苦手で。『ハロー』『グッドモーニング』が精いっぱい(笑い)。ですので、『ハロー、エブリワン』とカタカナ読みになってしまって、『やばい!落ちた~!』と思っていました」と振り返る小野さんに、役を演じる上で心がけていることなどを聞いた。

 ◇きぬは「おませで、大人びた女性」 「14歳だぞ、14歳だぞ」と自分に言い聞かせる日々

 小野さん演じるきぬは、ちょっとクールでしっかり者で、いつも安子を応援してくれる親友。安子の実家の御菓子司「たちばな」と同じ商店街にある豆腐屋「水田屋とうふ」の娘だ。「朝ドラのオーディションは何度も受けてきました」と話す小野さんは、「(朝ドラ出演は)一つの大きな目標でしたので、出演が決まって本当にうれしかったです」と喜びを語る。

 きぬについて、「おませで、大人びた女性です」と語る小野さん。演じる上で難しかったこととして、「14歳の子が読むからこその面白さがあるせりふの表現」を挙げ、「まだ幼いのにおませなことを言う『ちぐはぐ』が面白いと思うのですが、私自身は22歳(笑い)。22歳の女性がこのせりふを言ってもまあまあ妥当なので、そんな印象になってしまうともったいないですし、年齢感だけはちゃんと『14歳だぞ、14歳だぞ』と言い聞かせて毎シーンやるようにしています」と話す。

 きぬと自身とでは異なる点については、「私自身ときぬちゃんでは、考えるスピードが違います。最終的にきぬちゃんの出す答えに私もたどり着けたとしても、きぬちゃんは早いんです。私は、結構熟考してしまうというか、悩み込んだ末に同じぐらいのレベルの答えを出すんだろうなと思うから、きぬちゃんを尊敬する気持ちが強いです」と説明する。

 ◇上白石萌音は安子そのもの 登場人物は嫌みがない

 上白石さんについて、「萌音ちゃんの印象は安子ちゃんそのものです。本当に愛らしくて、素直で、優しくて、まったりしていて。もう昔からあんこといっしょに生きてきた子みたいな(笑い)。もちろんいろいろな出演作を拝見させていただいて、同年代の女優さんとしても大尊敬していますし、人柄もすごくすてきで大好きな女優さんです。今回こうしてご一緒できてうれしいです」と目を輝かせる。

 最後に視聴者に伝えたいことを聞かれると、「この作品はほっこりするところも当然あるのですが、何度台本を読んでも本当に涙が止まりません。なんでこんなにスッと登場人物みんなに共感できて、みんなを愛せるんだろうと考えてみたら、1人1人嫌味のない素直さがあるというか、みんな真っすぐに人を思っていて、当たり前に優しく生きているからかなと思いました」とコメント。

 「朝ドラは朝起きて一番最初に見る物語になると思うのですが、一日の始めの物語にふさわしい、温かく優しい物語。私もこの作品の登場人物の1人になれることをとてもうれしく思いながら、毎日毎日楽しく頑張って撮影していますので、ぜひご覧いただければと思います」とアピールした。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

テレビ 最新記事