カムカムエヴリバディ:金太と算太の会話に視聴者涙 「3日連続で甲本さんの演技に泣かされた」

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第19回の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第19回の一場面 (C)NHK

 上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)第19回が11月25日に放送。金太(甲本雅裕さん)と算太(濱田岳さん)の会話に、視聴者が涙した。

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 第19回では、「たちばなの菓子で救われる人が、きっとおるはずじゃ」と再び、菓子作りへの意欲を取り戻した金太。戦後焼け野原となった岡山の町も、少しずつ復興に向け動き出していた。安子(上白石さん)は材料集めに奔走し、幼いころからの憧れだったあんこ炊きを金太から教わる。そうして出来上がったおはぎを売りに町へ出ると、持ち逃げしようとする小さな手が……。その男の子を引き止めた金太は、とある賭けをする。

 賭けというのは、男の子におはぎを1箱渡し、これを売って帰ってきたら、算太も帰ってくるというもの。夜になり、男の子の「おっちゃん、おはぎのおっちゃん」という声が聞こえ、扉を開けると……。「よう帰ってきたのう、算太」と金太は喜び、「すまん、皆死なせてしもうた、母ちゃんもじいちゃんも、ばあちゃんも」と涙。算太も涙を浮かべ「こんなんじゃけど、まだわしが生きとる。安子も生きとる」と久々に親子の会話を交わす。

 橘家のみんなでおはぎを食べ、ラジオを聴いていた思い出がよみがえってくると突然、「金太が亡くなっているという知らせが入ったのは、その翌朝のことでした」というナレーションが流れた。

 SNSでは「3日連続で甲本さんの演技に泣かされました」「二人とも重厚な演技でしたねぇ」「甲本さんの丁寧で繊細な演技力がもうほんとに素晴らしい」「濱田岳さん甲本さん素晴らしい演技でした」「濱田岳くんの本領発揮」と反響があった。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

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