良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)第21回が11月29日に放送。千吉(段田安則さん)から再婚を提案された安子(上白石さん)が、毅然(きぜん)と断る一幕があり、視聴者からの反響を呼んだ。
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第21回では、稔(松村北斗さん)の戦死の知らせから半月。安子は泣き暮らし、暗闇の中にいて、すくすくと育つるいの成長だけが希望だった。そんな安子を気にかけ続ける勇(村上虹郎さん)。そんな中、稔に先立たれたことを受け入れられぬ美都里(YOUさん)は、憔悴(しょうすい)しきった様子で、安子にひどくきつく当たるように。とうとう美都里は、安子を雉真(きじま)家から追い出すよう千吉に持ち掛ける……と展開した。
終盤、千吉は安子に「喪が明けて心の整理が付いたら再婚せられえ。無論、わしがええ人を紹介……」と持ちかけると、安子は「お断りします」「私は稔さんの、稔さんだけの妻です。今までもこれからも」とキッパリ。さらに千吉から、娘のるいは雉真(きじま)家で育てることになると言われても、安子は「嫌です。るいは私が育てます。私からるいを奪わないでください。お願いします」と頭を下げ、雉真家にいさせてほしいと頼む様子が描かれた。
安子の姿勢に、SNSでは「よく言った!!」「つらいけど安子ちゃん強い」「言われてただ泣くんじゃなく、きちんと自分の意見を言うところはさすが」「安子ちゃん、ちゃんと自分の意見言った。偉い!!」「これからもずっと夫婦なんだから!!」といった声が次々と上がった。
「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。
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