カムカムエヴリバディ:安子、るい、美都里 英語に対して三者三様 視聴者もモヤモヤ「複雑」「どうなる」

NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第28回の一場面 (C)NHK
1 / 1
NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」第28回の一場面 (C)NHK

 上白石萌音さん、深津絵里さん、川栄李奈さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「カムカムエヴリバディ」(総合、月~土曜午前8時ほか)第28回が12月8日に放送。英語に対する安子(上白石さん)、るい、美都里(YOUさん)の三者三様な態度が描かれ、視聴者をモヤモヤとさせた。

あなたにオススメ

 第28回では、ある日、英語が通じず困っている米軍将校(村雨辰剛さん)を見かけた安子。とっさに「May I help you?」と声を掛け、会話の手助けをする。それは、英語を学び始めてから生まれて初めて交わした、生の英会話だった。その頃、定一(世良公則さん)の営む喫茶店には、将校たちの集まるクラブで演奏するミュージシャンが集まっていた。戦争に勝った国、アメリカの絢爛豪華(けんらんごうか)な文化を前に、安子や定一は複雑な思いを重ねる……。

 英語で人と交流する楽しみを見つけた安子だったが、家に残されたるいがカムカム英語を楽しんでいると、美都里はラジオを消して「ごめんね、るい。おばあちゃん聴きとうねんじゃ。稔(松村北斗さん)を殺した国の歌は、聴きとうねんじゃ……」とポツリ。るいが、いぶかしがる様子が流れた。

 SNSでは「雉真(きじま)の家に来てからるいちゃんには戸惑うことが多すぎる」「楽しいと思っていた英語を初めて否定されたるいちゃん。どうなる」「美都里さんのように聴きたくないって人も多くいたんだろうな……」「美都里さんが英語を憎むのは当然なので複雑だ」「このままるいちゃんもカムカム英語聴くのダメなことだと思って嫌になっちゃうのかな?」「るいちゃんはどう思ったんだろう?」など、さまざまな意見が飛び交った。

 「カムカムエヴリバディ」は、朝ドラ史上初の3人のヒロインが織りなす100年のファミリーストーリーで、昭和、平成、令和の時代に、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘の3世代親子を描く。上白石さんは祖母の安子役、深津さんは母のるい役、川栄さんは娘のひなた役として、バトンをつなぐ。

テレビ 最新記事