俳優の神尾楓珠さんが、2022年公開の映画「恋は光」(小林啓一監督)で主演を務めることが12月14日、分かった。映画は、恋をしている女性が光って見えるという特異体質を持つ大学生の初恋を描くラブストーリーで、女優の西野七瀬さんがヒロイン役を務める。
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映画「恋は光」は、マンガ誌「ウルトラジャンプ」(集英社)で連載された秋☆枝さんの同名マンガが原作。“恋の光”が見えるからこそ、切なくて苦しい恋愛模様が繰り広げられる。神尾さんは、大学生の西条、西野さんは、西条の幼なじみの北代を演じ、平祐奈さんが恋を探求する”女子の東雲(しののめ)、馬場ふみかさんが、恋人がいる男性ばかり好きになるという悪癖を持つ女子・宿木役で出演する。
神尾さんは、「恋とは何か、というものを細かく分析し、言語化して、理解していくというのは、価値観のバラつきがあるものだからこそ難しいことだと思います。本作をご覧いただければ、西条のように恋におっくうになってる人や、恋愛で悩んでる人のヒントになるのではないでしょうか。僕自身、今まで挑戦したことのない役どころなので、楽しみにしていてください!」と呼びかけている。
西野さんは、「大学生の『恋』がテーマになる作品ということで、経験がなく新鮮で、撮影を楽しみにしていました。撮影現場の雰囲気も、皆さんそれぞれが自然体でいるようなところがあって、自分には心地良いバランスでした」とコメント。「小林監督とは初めてご一緒させていただきました。監督のこだわりに自分が応えられるのか最初は不安に感じるところもありましたが、撮影を重ねていくうちに、『西野さんがやることが、北代そのものに見えてきた』というふうにおっしゃっていただけて、うれしかったです」と話している。
平さんは、「この作品と出合って、生涯の大きな課題であろう『恋の定義』について考える面白い時間を過ごさせてもらえました。スクリーンで一緒に恋と向き合う時間を楽しみにしていただけると幸いです」とアピールしている。
馬場さんは、「私は、恋人がいる男性ばかりを好きになることを繰り返してしまう宿木役を演じました。彼女なりにブレない芯がしっかりあって、西条や北代、東雲が恋について真剣に議論している姿に影響を受けて、少しずつ変わっていく姿がとても魅力的です。1人1人が恋に対する持論を展開し、それぞれの恋を見つけていく様が美しく描かれていると思います」と話している。
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